東電HD、未定だった24年3月期は最終黒字転換へ
東京電力ホールディングス<9501>は29日の取引終了後、未定としていた24年3月期の業績予想を開示した。売上高は前期比14.6%減の6兆9260億円、営業損益は2640億円の黒字(前期は2289億6900万円の赤字)、最終損益は2470億円の黒字(同1236億3100万円の赤字)となる見通し。燃料・市場価格の低下に伴い、東京電力パワーグリッドと東京電力エナジーパートナーの売り上げが減少した。一方、燃料費等調整制度の期ずれ影響が好転し損益を押し上げる。東北地方太平洋沖地震で被災した資産の復旧などに関する費用や損失について、災害特別損失を計上するものの、最終黒字を確保する。
出所:MINKABU PRESS
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