貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
日経平均株価の構成銘柄。同指数に連動するETFなどファンドの売買から影響を受ける側面がある
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7912 大日本印刷

東証P
2,284.5円
前日比
-20.0
-0.87%
PTS
2,291円
12:30 11/27
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
11.7 0.89 1.40 6.55
時価総額 12,667億円
比較される銘柄
TOPPAN, 
共同印, 
リンテック

銘柄ニュース

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本日の注目個別銘柄:HEROZ、チェンジHD、シーイーシーなど


<4382> HEROZ 1691 -500
ストップ安。先週末に第3四半期決算を発表、同時に通期予想の修正も発表した。24年4月期営業益は従来予想の4億円から4.5億円に上方修正も、純損益は0.3億円の黒字から9.3億円の赤字に下方修正。子会社バリオセキュアの株式減損処理に伴うのれんの償却が特別損失として発生。特損発生に関してはすでにリリース済みだが、本日はエヌビディア急落に伴うAI関連株安の流れもあり、嫌気売り圧力が強まった。

<3962> チェンジHD 1152 -225
大幅安。アマゾンがふるさと納税の仲介事業へ来年春にも参入することを調整していると報じられている。アマゾンでは25年3月にサイトをオープンする予定で、「早割プラン」など他社よりも低い手数料や独自の配送サービスをアピールしているもよう。ふるさと納税の手数料競争が激化するとの見方から、関連サービスを手掛ける同社などの収益への影響が警戒される展開に。

<1433> ベステラ 1008 -141
急落。先週末に24年1月期決算を発表、営業利益は2.5億円で前期比4.6億円の損益改善となり、2月16日の上方修正値2.3億円もやや上振れた。25年1月期は4.2億円で同70.1%増と大幅増益を見込む。ただ、中期計画では25年1月期営業利益は8億円とされていたこともあり、今期見通しはコンセンサスを大きく下回る水準。人材採用などの先行投資を優先としているが、失望感が先行する状況になったようだ。

<3843> FB 1399 -271
急落。先週末に第3四半期の決算を発表、累計営業利益は46.7億円で前年同期比47.4%増となったが、上半期実績の同56.5%増から増益率は鈍化、株価が高値圏にある中で出尽くし感が先行する形に。なお、連結子会社の決算期変更の影響を除外したベースでは、第3四半期累計は42.7億円で同34.9%増となり、上半期の同36.2%増と比較してほぼ同水準での推移となっている。

<9692> シーイーシー 1551 -328
急落。先週末に24年1月期の決算を発表、営業利益は63.6億円で前期比45.4%増となり、従来予想の62.2億円をやや上振れる着地に。年間配当金も従来計画比5円増配の55円としている。一方、25年1月期営業利益は62.8億円で同1.3%の減益に転じる見通しとしている。サービスインテグレーション事業の減益を想定、整備費用増加や大型好採算案件の反動などを見込んでいるようだ。

<1379> ホクト 1925 +117
大幅続伸。先週末に24年3月期の業績修正を発表。営業利益は従来予想の19.2億円から27億円に上方修正、前期は29.5億円の赤字だった。売上高は下振れるものの、きのこ単価の堅調推移、原材料費・燃料費などの想定比下振れなどが収益上方修正の背景に。第3四半期までの実績から見ても、上振れ幅は想定以上と捉えられた。また、未定の期末配当金は40円にするとし、年間配当金は前期比10円増の50円配当となる。

<3662> エイチーム 616 +39
大幅続伸。先週末に上半期の決算を発表、営業損益は1.9億円の赤字となり、第1四半期1.7億円の赤字から赤字幅は縮小する形に。会社側業績予想に対しては概ね予想通りの進捗となっているもよう。EC事業の損失などが大幅に縮小のもよう。また、事業譲渡益の一部を原資とする特別配当円の実施に伴って、24年7月期年間配当金は、従来計画の16円から20円に引き上げている。

<9743> 丹青社 899 +90
急伸。先週末に24年1月期の業績上方修正を発表している。営業利益は従来予想の30億円から38億円、前期比6.2倍にまで引き上げ。需要回復に伴って売上高が堅調に推移しているほか、主に商業その他施設事業において利益率の高い案件を計上したことなども収益の押し上げ要因になっているようだ。第3四半期実績は累計で19.5億円だったため、想定以上の上方修正と評価される形に。

<7912> 大日印 4550 +249
大幅続伸。発行済み株式数の8.31%に当たる2000万株、500億円を上限とする自己株式の取得実施を発表。取得期間は3月11日から9月30日まで。1500万株の自己株消却も発表。同社は中計において、24年3月期から28年3月期までの5年間で3000億円の自社株買いを実施するとしており、現在までで1000億円を実施済み。目標に沿った水準ではあるものの、短期的な需給インパクトを期待する動きが優勢。

<3778> さくら 6620 -1500
ストップ安比例配分。先週末は後場半ばから急落、上値到達感が広がり、本日も地合い悪の中で売りが殺到した。株価の過熱感が強まる中、1万円大台乗せも果たし、先週末には達成感からの利食い売り圧力が強まった。さらに本日は日経平均が急落となり、同社のように、これまで株価上昇を主導してきた銘柄の下げがきつい。とりわけ、米エヌビディアが先週末に5.6%安と急落し、関連銘柄として、より売り圧力が強まった形だ。
《ST》

 提供:フィスコ

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