NY外為:ドル売り再開、パウエルFRB議長が年内の利下げの可能性に言及
NY外為市場でドル売りが再開した。連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が下院金融委員会の証言で、年内いずれかの時点で利下げが適切になる可能性が高いとの見解を示したことを材料に利下げ観測が強まり、金利が再び低下したためドル売りも再開。
米10年債利回りは4.1%を割り込み4.08%まで低下した。2月7日来の低水準。ドル・円は149円71銭から149円10銭まで下落した。ユーロ・ドルは1.0870ドルから1.0915ドルまで上昇。1月24日来の高値を更新。ポンド・ドルは1.2710ドルから1.2761ドルまで上昇し、2月2日来の高値を更新した。
《KY》
提供:フィスコ