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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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9651 日本プロセス

東証S
1,344円
前日比
+7
+0.52%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
17.2 1.23 3.87 15.78
時価総額 143億円
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日プロ Research Memo(8):財務の健全性は極めて高い


■日本プロセス<9651>の業績動向

3. 財務の状況
財務面で見ると、2024年5月期第2四半期末時点の資産合計は11,813百万円で2023年5月期末比498百万円減少した。主に固定資産で投資その他の資産合計が72百万円増加した一方で、流動資産で受取手形、売掛金及び契約資産が124百万円減少、電子記録債権が278百万円減少、有価証券が249百万円減少した。負債合計は1,568百万円で664百万円減少した。主に流動負債で賞与引当金が517百万円減少した。純資産合計は10,244百万円で166百万円増加した。主に当期純利益の積み上げによって利益剰余金が166百万円増加した。この結果、自己資本比率は86.7%となり4.8ポイント上昇した。特に懸念される変動は見られず、自己資本比率は極めて高い水準を維持している。

キャッシュ・フローの状況としては、営業活動によるキャッシュ・フローは主に賞与支払や法人税等支払により9百万円の支出、投資活動によるキャッシュ・フローは主に有価証券償還により153百万円の獲得、財務活動によるキャッシュ・フローは主に配当金支払により173百万円の支出となった。この結果、2024年5月期第2四半期末における現金及び現金同等物は2023年5月期末比17百万円減少して4,139百万円となった。特に懸念される変動は見られない。

同社は無借金経営で内部留保も潤沢である。今後は潤沢な内部留保の有効活用が課題となるが、財務の健全性は極めて高いと弊社では評価している。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)

《SI》

 提供:フィスコ

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