話題株ピックアップ【夕刊】(3):ジーデップ、ユビAI、セントラル総
■ジーデップ・アドバンス <5885> 13,370円 +3,000 円 (+28.9%) ストップ高 本日終値
ジーデップ・アドバンス<5885>がストップ高。26日の取引終了後、豊田通商<8015>グループのネクスティ エレクトロニクスとともにモビリティー業界向けに、最新のGPU(画像処理半導体)で高速化されたエヌビディア<NVDA>のDGXシステムを占有して試すことができるPoC(実現可能性を確かめる概念実証)環境提供サービスを4月1日より始めると発表。AI開発を支援するサービスの今後の成長性を期待した買いが入ったようだ。モビリティー業界では大規模言語モデル(LLM)を活用したAI開発への投資が世界的に旺盛となっている。今回のサービスにより、ユーザーは最新のAI開発検証環境を利用し、投資判断を迅速に行えるようになるという。
■ユビキタスAI <3858> 600円 +100 円 (+20.0%) ストップ高 本日終値
ユビキタスAI<3858>が急速人気化。米国株市場では生成AIのシンボルストックとなっているエヌビディア<NVDA>が時価総額を急膨張させ一気に存在感を高めている。東京市場でも人工知能(AI)関連分野で展開を図っている企業群に投資マネーが食指を動かしており、出遅れ株物色の流れが本格化している。そのなかユビAIはIoT分野におけるインテグレーションを展開するが、製造現場のDX化推進を目的としたAIソリューションで実力を発揮。また、昨年11月1日には北九州市に研究開発拠点を設立し、北九州市と半導体ビジネス拡大に向け連携体制を確立するなど、成長分野での戦略に余念がない。量子コンピューターのテーマでも関連有力株の一角に位置付けられている。
■セントラル総合開発 <3238> 602円 +100 円 (+19.9%) ストップ高 本日終値
セントラル総合開発<3238>はストップ高。九電工<1959>が26日取引終了後、持ち分法適用関連会社であるセントラル総の株式を97万6000株(議決権割合10.2%)取得すると発表。資本関係の強化を好感した買いが膨らんだ。取得日は2月26日。長期的に所有することを目的とする。今回の追加取得により、九電工の持ち株比率は現在の約2割から3割程度に高まる見通し。
■シルバエッグ <3961> 990円 +150 円 (+17.9%) ストップ高 本日終値
シルバーエッグ・テクノロジー<3961>に物色人気集中。同社は人工知能(AI)を駆使したWeb上のマーケティングサービスを展開、閲覧分析を強みとし、ネット利用者の嗜好に合った製品やサービスを推薦するための技術を顧客企業に提供する。東京市場ではAI関連に位置付けられる中小型株への物色の裾野が広がっており、ニッチ分野で優位性を持つ同社株もその流れに乗る格好となっている。株式需給面では信用買い残が枯れた状態にあり上値が軽いことも、短期資金攻勢の拠りどころとなっているもようだ。
■オーバル <7727> 603円 +71 円 (+13.4%) 一時ストップ高 本日終値
オーバル<7727>が急騰。今月2日につけた昨年来高値578円を上抜き、2022年10月以来約1年4カ月ぶりの高値圏に突入した。流体計測器の製造大手で、強みとする液体向けセンサーで受注開拓が進み、業績は前期を境に急成長局面に入っている。生成AI市場の拡大を背景に半導体設備投資需要が復活、国内でもTSMC<TSM>の熊本工場やラピダスの北海道・千歳工場などで設投需要が今後一段と盛り上がる公算が大きい。そのなか、同社は半導体製造装置向けコリオリ流量計や熱式質量流量計で高実績を有し、半導体関連の出遅れとして物色人気が本格化している。
■ジモティー <7082> 1,622円 +162 円 (+11.1%) 本日終値
ジモティー<7082>が大幅続伸。26日の取引終了後、自社株買いの実施を発表しており、好感されたようだ。同社は取得総数11万株(自己株式を除く発行済み株式総数の2.2%)、取得総額1億5000万円を上限とする自社株買いを2月27日から5月10日の間、実施する。
■川岸工業 <5921> 4,385円 +435 円 (+11.0%) 本日終値
川岸工業<5921>が大幅高で昨年来高値更新。26日の取引終了後、上限を10万株(発行済み株数の3.34%)、または5億円とする自社株買いを実施すると発表。これを好感した買いが入った。取得期間は2月27日から来年2月26日まで。資本効率の向上と株主還元の充実を図ることが目的という。
■ブリッジ <7039> 1,678円 +155 円 (+10.2%) 本日終値
ブリッジインターナショナル<7039>は続伸。26日取引終了後に自社株買いを実施すると発表。これを手掛かりに買われた。取得上限は16万株(自己株式を除く発行済み株数の4.27%)、または3億2000万円。期間は2月27日から6月28日まで。
■石光商事 <2750> 995円 +67 円 (+7.2%) 本日終値
石光商事<2750>が8日続伸。2006年以来の高値圏で推移している。東京証券取引所が26日の取引終了後、同社株を27日付で貸借銘柄に選定すると発表した。株式の流動性の向上に伴う売買活性化への期待が膨らみ、買いが入ったようだ。日本証券金融も27日約定分から同社株を貸借銘柄に追加している。
■PSS <7707> 209円 +10 円 (+5.0%) 本日終値
プレシジョン・システム・サイエンス<7707>が3営業日ぶりに反発。同社は26日取引終了後、自動核酸抽出装置「PreLEAD 96GC」の販売を開始したと発表しており、これが材料視されたようだ。この製品は、自社開発した核酸抽出試薬「MagDEA Dx Bulk Reagent」などの試薬消耗品と組み合わせることで、前処理済み乾燥ろ紙血を検体として、96検体同時に核酸抽出が可能だという。
●ストップ高銘柄
EduLab <4427> 375円 +80 円 (+27.1%) ストップ高 本日終値
ALiNK <7077> 1,466円 +300 円 (+25.7%) ストップ高 本日終値
フォーサイド <2330> 455円 +80 円 (+21.3%) ストップ高 本日終値
アズジェント <4288> 456円 +80 円 (+21.3%) ストップ高 本日終値
BBDイニシアティブ <5259> 881円 +150 円 (+20.5%) ストップ高 本日終値
など、12銘柄
●ストップ安銘柄
なし
株探ニュース
ジーデップ・アドバンス<5885>がストップ高。26日の取引終了後、豊田通商<8015>グループのネクスティ エレクトロニクスとともにモビリティー業界向けに、最新のGPU(画像処理半導体)で高速化されたエヌビディア<NVDA>のDGXシステムを占有して試すことができるPoC(実現可能性を確かめる概念実証)環境提供サービスを4月1日より始めると発表。AI開発を支援するサービスの今後の成長性を期待した買いが入ったようだ。モビリティー業界では大規模言語モデル(LLM)を活用したAI開発への投資が世界的に旺盛となっている。今回のサービスにより、ユーザーは最新のAI開発検証環境を利用し、投資判断を迅速に行えるようになるという。
■ユビキタスAI <3858> 600円 +100 円 (+20.0%) ストップ高 本日終値
ユビキタスAI<3858>が急速人気化。米国株市場では生成AIのシンボルストックとなっているエヌビディア<NVDA>が時価総額を急膨張させ一気に存在感を高めている。東京市場でも人工知能(AI)関連分野で展開を図っている企業群に投資マネーが食指を動かしており、出遅れ株物色の流れが本格化している。そのなかユビAIはIoT分野におけるインテグレーションを展開するが、製造現場のDX化推進を目的としたAIソリューションで実力を発揮。また、昨年11月1日には北九州市に研究開発拠点を設立し、北九州市と半導体ビジネス拡大に向け連携体制を確立するなど、成長分野での戦略に余念がない。量子コンピューターのテーマでも関連有力株の一角に位置付けられている。
■セントラル総合開発 <3238> 602円 +100 円 (+19.9%) ストップ高 本日終値
セントラル総合開発<3238>はストップ高。九電工<1959>が26日取引終了後、持ち分法適用関連会社であるセントラル総の株式を97万6000株(議決権割合10.2%)取得すると発表。資本関係の強化を好感した買いが膨らんだ。取得日は2月26日。長期的に所有することを目的とする。今回の追加取得により、九電工の持ち株比率は現在の約2割から3割程度に高まる見通し。
■シルバエッグ <3961> 990円 +150 円 (+17.9%) ストップ高 本日終値
シルバーエッグ・テクノロジー<3961>に物色人気集中。同社は人工知能(AI)を駆使したWeb上のマーケティングサービスを展開、閲覧分析を強みとし、ネット利用者の嗜好に合った製品やサービスを推薦するための技術を顧客企業に提供する。東京市場ではAI関連に位置付けられる中小型株への物色の裾野が広がっており、ニッチ分野で優位性を持つ同社株もその流れに乗る格好となっている。株式需給面では信用買い残が枯れた状態にあり上値が軽いことも、短期資金攻勢の拠りどころとなっているもようだ。
■オーバル <7727> 603円 +71 円 (+13.4%) 一時ストップ高 本日終値
オーバル<7727>が急騰。今月2日につけた昨年来高値578円を上抜き、2022年10月以来約1年4カ月ぶりの高値圏に突入した。流体計測器の製造大手で、強みとする液体向けセンサーで受注開拓が進み、業績は前期を境に急成長局面に入っている。生成AI市場の拡大を背景に半導体設備投資需要が復活、国内でもTSMC<TSM>の熊本工場やラピダスの北海道・千歳工場などで設投需要が今後一段と盛り上がる公算が大きい。そのなか、同社は半導体製造装置向けコリオリ流量計や熱式質量流量計で高実績を有し、半導体関連の出遅れとして物色人気が本格化している。
■ジモティー <7082> 1,622円 +162 円 (+11.1%) 本日終値
ジモティー<7082>が大幅続伸。26日の取引終了後、自社株買いの実施を発表しており、好感されたようだ。同社は取得総数11万株(自己株式を除く発行済み株式総数の2.2%)、取得総額1億5000万円を上限とする自社株買いを2月27日から5月10日の間、実施する。
■川岸工業 <5921> 4,385円 +435 円 (+11.0%) 本日終値
川岸工業<5921>が大幅高で昨年来高値更新。26日の取引終了後、上限を10万株(発行済み株数の3.34%)、または5億円とする自社株買いを実施すると発表。これを好感した買いが入った。取得期間は2月27日から来年2月26日まで。資本効率の向上と株主還元の充実を図ることが目的という。
■ブリッジ <7039> 1,678円 +155 円 (+10.2%) 本日終値
ブリッジインターナショナル<7039>は続伸。26日取引終了後に自社株買いを実施すると発表。これを手掛かりに買われた。取得上限は16万株(自己株式を除く発行済み株数の4.27%)、または3億2000万円。期間は2月27日から6月28日まで。
■石光商事 <2750> 995円 +67 円 (+7.2%) 本日終値
石光商事<2750>が8日続伸。2006年以来の高値圏で推移している。東京証券取引所が26日の取引終了後、同社株を27日付で貸借銘柄に選定すると発表した。株式の流動性の向上に伴う売買活性化への期待が膨らみ、買いが入ったようだ。日本証券金融も27日約定分から同社株を貸借銘柄に追加している。
■PSS <7707> 209円 +10 円 (+5.0%) 本日終値
プレシジョン・システム・サイエンス<7707>が3営業日ぶりに反発。同社は26日取引終了後、自動核酸抽出装置「PreLEAD 96GC」の販売を開始したと発表しており、これが材料視されたようだ。この製品は、自社開発した核酸抽出試薬「MagDEA Dx Bulk Reagent」などの試薬消耗品と組み合わせることで、前処理済み乾燥ろ紙血を検体として、96検体同時に核酸抽出が可能だという。
●ストップ高銘柄
EduLab <4427> 375円 +80 円 (+27.1%) ストップ高 本日終値
ALiNK <7077> 1,466円 +300 円 (+25.7%) ストップ高 本日終値
フォーサイド <2330> 455円 +80 円 (+21.3%) ストップ高 本日終値
アズジェント <4288> 456円 +80 円 (+21.3%) ストップ高 本日終値
BBDイニシアティブ <5259> 881円 +150 円 (+20.5%) ストップ高 本日終値
など、12銘柄
●ストップ安銘柄
なし
株探ニュース