メディネット---γδΤ細胞培養加工技術用いたがん免疫細胞治療の新たな医療機関での提供を台湾規制当局が承認
メディネット<2370>は20日、同社のがんを対象疾患とするγδΤ(ガンマ・デルタT)細胞培養加工技術を用いたがん免疫細胞治療の提供について、台湾の規制当局から新たな医療機関(6施設目)が承認を得たことを発表。
同社は、同技術について、台北市に所在するMedigen Biotechnology(MBC)とライセンス契約を締結し、技術移転を完了している。MBCは、同技術を用いたがん免疫細胞治療の台湾での普及を目指し、各種手続き等を行なっている。台湾では再生医療の実施について、医療機関が規制当局に申請し、承認を得る必要がある。これまで5医療機関に対する承認を取得しており、そのうち1医療機関においては同技術を用いたがん免疫細胞治療の提供が開始されている。今回は、MBCの提携医療機関であるChanghua Christian Medical Foundation Changhua Christian Hospital(彰化市)が承認を受けた。
同社は今後、ライセンス契約に基づき、MBCのγδΤ細胞の培養加工件数に応じて、ロイヤリティを収受する。
《SI》
提供:フィスコ