東エレク、ディスコなど買い優勢、エヌビディア決算待ちも先高期待強い
東京エレクトロン<8035>、ディスコ<6146>など半導体製造装置関連の一角が強さを発揮している。前日の米国株市場はプレジデントデーの祝日に伴う休場で手掛かり材料難のなかも、半導体主力銘柄への海外投資家の根強い買いが観測される状況にある。あす21日に米画像処理半導体大手エヌビディア<NVDA>の決算発表が予定されており、この結果を見極めたいとの思惑から足もとで様子見ムードも漂う。ただ、市場では「エヌビディアの四半期決算と今後の見通しで一気に上げ足を強める前にポジションを高めておきたいというニーズもある。また、仮に(決算内容が)コンセンサスに届かず、日米の半導体関連株に売りが波及しても一時的な調整にとどまる可能性が高い」(中堅証券ストラテジスト)という見方があり、半導体セクターに対する先高期待は強い。
出所:MINKABU PRESS
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