エヌリンクス---持株会社体制への移行に関する検討開始
エヌリンクス<6578>は15日、持株会社体制への移行に関して検討を開始することを発表した。なお、本件は2024年5月に開催予定の同社定時株主総会での承認が得られることを条件に実施する予定。
持株会社体制への移行により、グループガバナンスの一層の強化と経営資源配分の最適化ならびに次世代の経営人材育成を推進する観点から、持株会社は経営戦略の策定やグループ事業会社の支援、ガバナンスの強化、M&A等の戦略投資の拡大を中心としたグループ経営に特化し、事業会社はより各事業に集中することで、あらゆる経営環境の変化にも迅速に対応できる、柔軟かつ強靭な経営体制へと進化することを目指していく。
移行時期については、2024年9月を目途に実行することを基本方針としている。持株会社体制への移行方法については、会計、税務、法務等の観点やその他各種手続等について精査・検討の上、最適な方法を今後決定していく予定。いずれの方法による場合であっても、現在、同社の株主が保有することとなる持株会社の株式について引き続き上場が維持される方法で実施する予定であり、同社株主に経済的な不利益を生じさせることは想定していない。
《SI》
提供:フィスコ