日経平均は12円高、寄り後は一時上げに転じる
日経平均は12円高(9時5分現在)。今日の東京市場は、やや売りが先行した。先週末の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、日経平均は先週末までの続伸で780円を超す上げとなったことから短期的な過熱感が強まり、積極的な買いを手控える向きもあった。一方、日経平均が1989年12月29日につけた史上最高値(38915.87円)に迫る中、引き続き株価の先高観が強く、株価下支え要因となった。また、先週までに主要企業の23年4-12月期決算がほぼ出揃い、好決算・好業績銘柄への物色意欲が継続しており、株価を支える要因となり、寄り後、日経平均は一時上げに転じた。
《SK》
提供:フィスコ