ブロードエンタープライズ---23年12月期2ケタ増収・大幅な増益、売上高は過去最高値を更新
ブロードエンタープライズ<4415>は14日、2023年12月期決算を発表した。売上高が前期比32.2%増の39.57億円、営業利益が同75.1%増の5.07億円、経常利益が同188.9%増の3.63億円、当期純利益が同321.7%増の3.27億円となった。売上高においては過去最高値を更新した。
同社では各事業で新規顧客・販売代理店の獲得、管理会社との提携・既存顧客との連携強化を推し進めると同時に、サービス品質向上に努め、マンションオーナー様のキャッシュフロー最大化を目指してきた。マンション向け高速インターネット「B-CUBIC」においては、契約期間を撤廃した新たなプラン「B-CUBIC Next」の販売が好調であり、新規顧客・パートナー企業の獲得及び連携強化を推進した結果、受注件数は順調に推移し、今後も引き続き増加するものとしている。IoTインターフォンシステム「BRO-LOCK」においては、オートロック・インターホンの新設やリニューアル工事を希望する新規顧客の獲得を推進してきたが、営業活動の主眼を「BRO-ROOM」に置いたことにより、売上高は前年同期比で減少する結果となった。宅内IoTリノベーション「BRO-ROOM」においては、第3四半期より正式に営業活動を開始した。販売代理店の獲得を主眼に置き、既存の管理会社との連携を強め、拡販に注力してきた。その結果、順調に受注を伸長させ、主力事業の一つと言えるまでに売上成長している。
2024年12月期通期の業績予想については、売上高が前期比21.3%増の48.00億円、営業利益が同55.2%増の7.88億円、経常利益が同37.6%増の5.00億円、当期純利益が同1.6%増の3.33億円を見込んでいる。
《SI》
提供:フィスコ