外為サマリー:株高や米金利上昇を手掛かりに150円10銭台を回復
16日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=150円16銭前後と前日の午後5時時点に比べて4銭程度のドル安・円高となっている。
15日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=149円93銭前後と前日に比べて65銭程度のドル安・円高で取引を終えた。同日に発表された1月の米小売売上高が市場予想以上に減少したことを受け、一時149円50銭台まで下押した。
ただ、ニューヨーク連銀とフィラデルフィア連銀が15日に発表した2月の製造業景況指数がともに前月から改善するなど米景気の底堅さを示す指標もあり、この日の東京市場のドル円相場は下げ渋る動き。日経平均株価が大幅に続伸していることや時間外取引で米長期金利が上昇していることがドル買いを誘っている面もあり、午前9時10分過ぎには150円10銭台を回復した。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0765ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0030ドル強のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=161円64銭前後と同40銭強のユーロ高・円安で推移している。
出所:MINKABU PRESS
15日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=149円93銭前後と前日に比べて65銭程度のドル安・円高で取引を終えた。同日に発表された1月の米小売売上高が市場予想以上に減少したことを受け、一時149円50銭台まで下押した。
ただ、ニューヨーク連銀とフィラデルフィア連銀が15日に発表した2月の製造業景況指数がともに前月から改善するなど米景気の底堅さを示す指標もあり、この日の東京市場のドル円相場は下げ渋る動き。日経平均株価が大幅に続伸していることや時間外取引で米長期金利が上昇していることがドル買いを誘っている面もあり、午前9時10分過ぎには150円10銭台を回復した。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0765ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0030ドル強のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=161円64銭前後と同40銭強のユーロ高・円安で推移している。
出所:MINKABU PRESS