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来週の為替相場見通し=米金利動向をにらみながらの展開か

 来週のドル円相場は、足ともで低下傾向にある米長期金利の動向をにらみながらの展開となりそうだ。予想レンジは1ドル=145円00銭~148円00銭。

 米連邦準備理事会(FRB)が1月30~31日にかけて開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明文やパウエルFRB議長の会見で早期の利下げに慎重な姿勢が示されたものの、米長期金利の反応は限定的で1日には一時3.81%と約1カ月ぶりの水準まで低下した。背景には米労働関連指標で労働需給の緩和が示されたことがあり、2日に発表される1月の米雇用統計が低調な内容となればFRBによる早期の利下げ観測が再燃し、米金利安・ドル安につながる可能性がある。ただ、今後の米経済指標で米経済の底堅さが確認できれば、FRBのハト派転換思惑は後退するとみられドルは売りにくい。

 来週に海外で発表される主な経済指標は、5日に1月のISM非製造業景況感指数と1月の米購買担当者景気指数(PMI)改定値、6日に23年12月のユーロ圏小売売上高と12月のドイツ製造業新規受注、7日に12月のドイツ鉱工業生産と12月の米貿易収支、8日に1月の中国消費者物価指数(CPI)と前週分の米新規失業保険申請件数、9日に1月のドイツCPI改定値など。国内では6日に12月の毎月勤労統計調査が公表され、賃金の上昇が示された場合は日銀の政策正常化観測が強まりそうだ。

出所:MINKABU PRESS

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