日経平均は329円高、イベント控え一段の上値追いには慎重
日経平均は329円高(13時50分現在)。日経平均寄与度では、ファーストリテ<9983>、日東電<6988>、ファナック<6954>などがプラス寄与上位となっており、一方、信越化<4063>、レーザーテック<6920>、日立建<6305>などがマイナス寄与上位となっている。セクターでは、石油石炭製品、鉱業、輸送用機器、証券商品先物、鉄鋼が値上がり率上位、パルプ・紙、陸運業、サービス業、情報・通信業、金属製品が値下がり率上位となっている。
日経平均はやや上値の重い展開となっている。前場の日経平均が次第に水準を切り上げる展開となったことから、相場の腰の強さを指摘する向きがある。一方、市場では引き続き高値警戒感が意識されているほか、今週は主要企業の決算発表や米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表などのイベントが控えており、これらを見極めたいとするムードもあり、一段の上値追いには慎重のようだ。
《SK》
提供:フィスコ