カゴメは急反発、米インゴマー社へ追加出資し連結子会社化へ
カゴメ<2811>は急反発している。前週末26日の取引終了後、持ち分法適用関連会社である米インゴマー・パッキング社株式を追加取得して連結子会社化すると発表しており、好材料視されている。
26日に米子会社であるカゴメ・USA・ホールディングスを通じて持ち分50%を取得し、出資比率を70%に引き上げる。取得価額は約360億円。インゴマー社はトマトペーストやトマト1次加工品の製造・販売を行っており、年間約155万トンのトマトを加工し、その量は米国で第2位、世界全体においても第4位の規模を有する。トマト加工事業は世界人口の増加や経済の成長などにより今後も底堅い需要が見込める一方、気候変動リスクや地政学リスクが高まっていることから、バリューチェーンの強化による米国事業の更なる成長や、グローバルネットワークの強化による国際事業全体の成長加速などのために連結子会社化するという。なお、23年12月期業績予想への影響は軽微としている。
出所:MINKABU PRESS
26日に米子会社であるカゴメ・USA・ホールディングスを通じて持ち分50%を取得し、出資比率を70%に引き上げる。取得価額は約360億円。インゴマー社はトマトペーストやトマト1次加工品の製造・販売を行っており、年間約155万トンのトマトを加工し、その量は米国で第2位、世界全体においても第4位の規模を有する。トマト加工事業は世界人口の増加や経済の成長などにより今後も底堅い需要が見込める一方、気候変動リスクや地政学リスクが高まっていることから、バリューチェーンの強化による米国事業の更なる成長や、グローバルネットワークの強化による国際事業全体の成長加速などのために連結子会社化するという。なお、23年12月期業績予想への影響は軽微としている。
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