ファナックが今期業績予想引き上げ、4~12月期は最終24%減益
ファナック<6954>は26日の取引終了後、24年3月期第3四半期累計(4~12月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を上方修正した。今期の売上高予想を7580億円から7715億円(前期比9.4%減)、最終利益の見通しを1136億円から1226億円(同28.1%減)に引き上げた。在庫調整に伴う生産活動への影響が続くと見込む一方、9月中間期決算発表時の想定よりも業績が堅調に推移し、通期の予想に織り込んだ。
4~12月期は売上高が前年同期比6.2%減の5965億2500万円、最終利益が同24.2%減の983億4000万円だった。ファクトリーオートメーション(FA)部門は、主要顧客の工作機械業界で需要に減速傾向がみられ減収となった。ロボット部門は増収。欧米では受注残によりEV(電気自動車)関連や一般産業向けが堅調だった。一方、中国ではEV関連向けが若干下降気味となったという。
出所:MINKABU PRESS
4~12月期は売上高が前年同期比6.2%減の5965億2500万円、最終利益が同24.2%減の983億4000万円だった。ファクトリーオートメーション(FA)部門は、主要顧客の工作機械業界で需要に減速傾向がみられ減収となった。ロボット部門は増収。欧米では受注残によりEV(電気自動車)関連や一般産業向けが堅調だった。一方、中国ではEV関連向けが若干下降気味となったという。
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