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話題株ピックアップ【昼刊】:Genky、Fスターズ、三菱UFJ

■イオン九州 <2653>  2,971円  +302 円 (+11.3%) 一時ストップ高   11:30現在
 イオン九州<2653>はカイ気配スタート。23日取引終了後に24年2月期連結業績予想の上方修正を発表。売上高を5000億円から5050億円(前期単独4844億6600万円)へ、営業利益を79億円から104億円(同83億3000万円)へ引き上げており、これを好感した買いが膨らんでいる。売り上げ構成比の高い食品分野で生活応援施策を強化しつつ、オーガニック&ナチュラルなどの新たな付加価値を創造する商品・売り場を拡大。衣料品・住居余暇商品分野ではトラベル関連商品や化粧品、ウェルネスフードの品揃えを拡充し、これら各種施策が業績を押し上げる。あわせて、配当予想を前期比22円増の50円(普通配40円、特別配5円、記念配5円)とし、従来予想の28円から大幅増額修正した。

■Genky <9267>  6,390円  +600 円 (+10.4%)  11:30現在  東証プライム 上昇率2位
 Genky DrugStores<9267>が急反発し上場来高値を更新している。23日の取引終了後、24年6月期の連結業績予想について、売上高を1800億円から1830億円(前期比8.2%増)へ、営業利益を70億円から83億円(同23.7%増)へ、純利益を49億円から58億円(同21.7%増)へ上方修正したことが好感されている。物価高のなかにあってエブリデイ・ロープライスが強く支持されたことや、高騰を続けていた電気料金が少し落ち着きを見せたこと、ローコストオペレーションの徹底により人件費が適切にコントロールできたことなどから、上期業績が計画を上回っていることが要因としている。同時に、24年6月20日時点の株主から株主優待制度を変更すると発表した。現行制度では、同社出店県内の株主には保有株数に応じて商品券を2000~5000円、出店県外の株主には保有株数に応じてクオカードを1000~3000円分進呈していたが、変更後は保有株数に応じてクオカードを1000~5000円分進呈する。

■フィックスターズ <3687>  1,655円  +93 円 (+6.0%)  11:30現在  東証プライム 上昇率4位
 フィックスターズ<3687>の上値追い鮮烈、きょうまでの直近10営業日で前日終値を下回った日はわずか1日のみ。きょうは一時6%超の上昇で1670円台まで買われ、昨年6月につけた昨年来高値1690円を約7カ月ぶりに視界に入れてきた。顧客企業のソフトウェアを高速化させる技術で需要を捉え、量子コンピューティング分野にも積極的に踏み込む。AI画像診断やエッジAI分野でも先行しており、今後の展開に期待が大きい。業績も22年9月期を境に完全に立ち直り、高成長路線に回帰した。24年9月期営業利益は前期比10%増の23億円予想と2ケタ成長を維持する見通し。株式需給面では貸株市場を経由した空売りの買い戻しが作用しているもようだ。また、同社の5%超の大株主に浮上したグッドハートパートナーズ・エルエルピーが純投資目的で更に同社株を買い増す動きをみせていることも注目される。

■ユーザーローカル <3984>  2,115円  +118 円 (+5.9%)  11:30現在  東証プライム 上昇率5位
 ユーザーローカル<3984>が急反騰、一時8.8%高の2172円まで駆け上がり約5カ月ぶりの高値圏に浮上した。企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)投資需要が旺盛ななか、同社はビッグデータ解析や人工知能(AI)技術を活用した業務支援ツールの提供で需要を捉えている。AI関連株の中では業績の好調ぶりが際立っており、上場以前から増収増益路線をまい進している。24年6月期はトップラインが19%増予想で、営業13%増益見込みといずれも2ケタ成長が続く見通し。東京市場では半導体関連株が人気だが、AI関連銘柄にも物色資金が回っており、同社株はその流れに乗っている。

■INFORICH <9338>  4,255円  +190 円 (+4.7%)  11:30現在
 INFORICH<9338>が大幅反発している。この日、香港マキシム・グループが運営するシンガポール国内の「元気寿司」の全店舗(21店舗)で、モバイルバッテリーシェアリング「ChargeSPOT」の展開を開始したと発表しており、好材料視されている。シンガポールにおける「ChargeSPOT」のFC展開は、インフォRとティーガイア<3738>のアジア子会社ティーガイア・アジア・パシフィック(TGAP)社とのマスターフランチャイズ契約によるもので、TGAPは昨年12月にシンガポールで「ChargeSPOT」のサービス展開を開始。「元気寿司」での展開を含め、数年以内に1000台以上を設置することを目標としているという。

■三菱UFJ <8306>  1,363.5円  +48.5 円 (+3.7%)  11:30現在
 三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>や三井住友フィナンシャルグループ<8316>、みずほフィナンシャルグループ<8411>などメガバンクが逆行高。ふくおかフィナンシャルグループ<8354>や千葉銀行<8331>など地銀株も高く、東証の業種別指数の「銀行業」は2%上昇している。23日の取引終了後に行われた日銀の植田和男総裁の会見で、2%の物価安定目標への実現の確度について総裁は「少しずつ高まっている」との認識を示した。会見での総裁発言を受け、日銀によるマイナス金利政策の解除観測が改めて台頭。24日の債券市場で日本の長期金利は上昇し0.7%台に乗せた。銀行株に対しては、低金利環境からの脱却による収益環境の好転を見込んだ買いが集まったようだ。

■アドバンテスト <6857>  5,982円  +78 円 (+1.3%)  11:30現在
 アドバンテスト<6857>が頑強な展開をみせる一方、ディスコ<6146>は前日終値を挟んだ動きとなっている。ここ半導体関連株の人気が続いており、米国でも半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が4日続伸と最高値圏で頑強な値動きを続けていることから、市場センチメントが強気に傾いている。ただ、東京市場では決算発表期に突入しており、決算内容に株価が振り回される可能性も意識され、足もとで半導体主力銘柄の上値を買い進む動きにも慎重なムードが漂う。そうしたなか、ディスコはきょう取引終了後に23年4~12月期の決算発表を控えており、その内容にマーケットの関心が集まっている。

■弁護士ドットコム <6027>  4,020円  +40 円 (+1.0%)  11:30現在
 弁護士ドットコム<6027>が6日ぶりに反発した。24日、会議の効率化を促す管理ツール「MeetingBase(ミーティングベース)」の提供開始を発表しており、買いを誘ったようだ。Googleカレンダーと連携し、議事録の共同編集や議題のステータス管理、タスク管理機能などを搭載。会議に必要な時間と労力の大幅な軽減につながるとしている。

■コメリ <8218>  3,280円  +15 円 (+0.5%)  11:30現在
 コメリ<8218>はしっかり。23日の取引終了後に発表した第3四半期累計(23年4~12月)連結決算は、営業利益が201億500万円(前年同期比17.0%減)と2ケタ減益となったものの、足もとの苦戦は月次動向などで織り込み済みとの見方が強い。また23日からの今季最強寒波の襲来で東日本から西日本の日本海側を中心に大雪となる見込みであり、大雪対策商品の販売増への期待もあるようだ。売上高は2900億6400万円(同2.3%減)となった。建設事業者などの需要が継続しPRO業態は好調に推移したものの、上期の天候不順や暖冬の影響を受けて、園芸・農業、建築資材、暖房・防寒・除雪用品が苦戦した。また、円安や原材料価格の高止まりの影響から粗利益率が悪化したことも響いた。なお、24年3月期通期業績予想は、売上高3795億円(前期比横ばい)、営業利益218億円(同16.3%減)の従来見通しを据え置いている。

■不二製油グループ本社 <2607>  2,254円  -247.5 円 (-9.9%)  11:30現在  東証プライム 下落率トップ
 23日に業績修正を発表。「今期最終を59%下方修正」が嫌気された。
 不二製油グループ本社 <2607> [東証P] が1月23日大引け後(15:00)に業績修正を発表。24年3月期の連結最終利益を従来予想の160億円→65億円(前期は61.2億円)に59.4%下方修正し、増益率が2.6倍→6.1%増に縮小する見通しとなった。
  ⇒⇒不二製油グループ本社の詳しい業績推移表を見る

■アクセルマーク <3624>  318円  +68 円 (+27.2%)  11:30現在
 アクセルマーク<3624>が大幅高。23日の取引終了後、ポストクッキー時代の広告配信プラットフォーム「AXEL MARK DSP」を提供開始したと発表。これが買い材料視されている。同プラットフォームには、過去に蓄積された膨大な自社データと生成AIを組み合わせたIDレスなターゲティングシステムが搭載。クッキーに依存せず、かつプライバシーに配慮しつつ、興味関心に直結した広告を表示する。

■櫻護謨 <5189>  2,582円  +500 円 (+24.0%) ストップ高買い気配   11:30現在
 櫻護謨<5189>は朝方から買いが集中し、ストップ高の2582円水準でカイ気配となっている。23日の取引終了後、24年3月期の連結業績予想について、売上高を104億円から114億円(前期比6.6%増)へ、営業利益を3億1000万円から6億6000万円(同55.3%増)へ、純利益を1億9000万円から4億1000万円(同30.6%増)へ上方修正し、あわせて期末一括配当予想を25円から50円へ引き上げたことが好感されている。消防・防災事業で第1四半期に資機材販売の大口案件があったことに加えて、期末までの販売で前期並みの案件を確保できる見通しとなったことが要因。また、航空・宇宙、工業用品事業で航空・宇宙部門の補用品販売などが伸びたことや、受注回復に伴う工場稼働率の向上が継続していることなども寄与する。

■ピー・ビーシステムズ <4447>  671円  +100 円 (+17.5%) ストップ高   11:30現在
 ピー・ビーシステムズ<4447>がストップ高。23日の取引終了後、ロキテクノ(東京都品川区)から、九州事業所のネットワーク刷新プロジェクトを受注したと発表しており、好材料視されている。ロキテクノは、産業用精密ろ過フィルター製品やフィルターシステム関連機器、オゾン発生装置及び水処理システムの開発・製造を手掛けるメーカーで、九州事業所はその中心を担う生産拠点の一つ。今回受注したプロジェクトは、構内のネットワークを障害に強い構成に刷新するプロジェクトで、通信機器の冗長化や故障交換の容易化、設定復旧の自動化に対応した障害に強い通信システムを構築し、将来的な通信帯域の拡張にも柔軟に対応可能なネットワークを24年9月期第4四半期に完成させるとしている。

■サークレイス <5029>  564円  +80 円 (+16.5%) ストップ高   11:30現在
 サークレイス<5029>がストップ高まで買われている。同社は23日、海外人事業務に特化したクラウドサービス「AGAVE(アガベ)」の新たなサービスラインアップとして、「AGAVE海外給与計算」の提供を開始したと発表。これが材料視されているようだ。これにより、これまでの海外人事労務のみならず、海外人事業務におけるトータルソリューションの提供が可能になるという。

■竹田iP <7875>  932円  +62 円 (+7.1%)  11:30現在
 竹田iPホールディングス<7875>が大幅反発している。23日の取引終了後、タイに新子会社を設立すると発表した。グループの顧客で東南アジア地域への事業拡大が進められているのに対応し、顧客ニーズにこたえるための供給体制を整えることでパッケージ事業の拡大を図るのが狙いという。新子会社はタイにおける3社目の設立となり、海外事業拡大への期待感から買われているようだ。

●ストップ高銘柄
 日本エコシステム <9249>  4,585円  +2,001 円 (+77.4%) ストップ高   11:30現在
 イクヨ <7273>  3,190円  +503 円 (+18.7%) ストップ高   11:30現在
 など、5銘柄

●ストップ安銘柄
 なし

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