<注目銘柄>=三精テクノロ、低PBRで材料性も併せ持つ
三精テクノロジーズ<6357>の1200円近辺のもみ合いは拾い場となっている可能性が高い。遊戯機械や舞台設備の大手で企画・製作・施工・保守などワンストップで手掛ける。サンリオ・ピューロランドなどのテーマパークや歌舞伎座などの劇場向けで実績が豊富だが、2025年に予定される万博開催では関連有力株に位置付けられている。また、インバウンド消費を追い風に国内のテーマパーク開発の動きも今後活発化することが予想され、同社の収益環境にフォローウインドとなりそうだ。
足もとの業績は好調で、24年3月期は営業利益段階で前期比45%増の29億円予想と前期の大幅増益に続き高変化を見込む。配当利回りは3.3%前後と高く、一方でPBRは0.5倍台と極めて低水準に放置されている。小型株で材料性に富み、東証による低PBR是正に向けた経営改善要請を背景に水準訂正高への期待が募る。(桂)
出所:MINKABU PRESS
足もとの業績は好調で、24年3月期は営業利益段階で前期比45%増の29億円予想と前期の大幅増益に続き高変化を見込む。配当利回りは3.3%前後と高く、一方でPBRは0.5倍台と極めて低水準に放置されている。小型株で材料性に富み、東証による低PBR是正に向けた経営改善要請を背景に水準訂正高への期待が募る。(桂)
出所:MINKABU PRESS