明日の為替相場見通し=持ち高調整のドル売りが出やすい
今晩から明日にかけての外国為替市場のドル円相場は、持ち高調整を目的としたドル売り・円買いで弱含みとなりそうだ。予想レンジは1ドル=147円30銭~148円20銭。
17日に発表された23年12月の米小売売上高で個人消費の底堅さが示されたことで、米連邦準備理事会(FRB)による早期の利下げ観測が一段と後退している。ただ、同日のニューヨーク市場で一時148円52銭と昨年11月下旬以来のドル高・円安水準をつけたことから利益確定のドル売り・円買いが出やすい。また、来週22~23日の日銀金融政策決定会合を控えて円を買い戻す動きが出る可能性もある。
日本時間今晩に発表される海外の経済指標も影響を与えそうで、前週分の米新規失業保険申請件数や1月の米フィラデルフィア連銀製造業景況指数、12月の米住宅着工件数に注目。国内ではあすの朝方に12月の全国消費者物価指数(CPI)が発表される。
出所:MINKABU PRESS
17日に発表された23年12月の米小売売上高で個人消費の底堅さが示されたことで、米連邦準備理事会(FRB)による早期の利下げ観測が一段と後退している。ただ、同日のニューヨーク市場で一時148円52銭と昨年11月下旬以来のドル高・円安水準をつけたことから利益確定のドル売り・円買いが出やすい。また、来週22~23日の日銀金融政策決定会合を控えて円を買い戻す動きが出る可能性もある。
日本時間今晩に発表される海外の経済指標も影響を与えそうで、前週分の米新規失業保険申請件数や1月の米フィラデルフィア連銀製造業景況指数、12月の米住宅着工件数に注目。国内ではあすの朝方に12月の全国消費者物価指数(CPI)が発表される。
出所:MINKABU PRESS