ABCマートが軟調、配当予想増額も今期業績予想据え置きで慎重姿勢強まる
エービーシー・マート<2670>が軟調。10日の取引終了後、24年2月期の期末配当予想を8円増額し37円に修正したと発表した。あわせて開示した第3四半期累計(3~11月)の連結決算は、売上高が前年同期比21.0%増の2523億2800万円、最終利益が同44.0%増の298億700万円だった。大幅な増収増益となったものの、通期の業績予想は据え置いた。今後の業況に対する投資家の慎重な見方を強める形となり、売りが促されたようだ。
3~11月期は国内ではインバウンド需要の増加に伴って都心部の路面店の売り上げが回復。高単価スニーカーとアパレルの伸長により客単価も上昇した。11月中旬からのブラックフライデーセールはオンライン・実店舗ともに盛況だったという。海外では韓国、台湾、米国のいずれも増収増益となった。同社は23年9月1日付で1対3の株式分割を実施した。株式分割前のベースで今期の年間配当予想は196円と前期比26円の増配となる。
出所:MINKABU PRESS
3~11月期は国内ではインバウンド需要の増加に伴って都心部の路面店の売り上げが回復。高単価スニーカーとアパレルの伸長により客単価も上昇した。11月中旬からのブラックフライデーセールはオンライン・実店舗ともに盛況だったという。海外では韓国、台湾、米国のいずれも増収増益となった。同社は23年9月1日付で1対3の株式分割を実施した。株式分割前のベースで今期の年間配当予想は196円と前期比26円の増配となる。
出所:MINKABU PRESS