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今日の為替市場ポイント:日米金利差縮小の思惑後退でドル売り拡大の可能性低い


10日のドル・円は、東京市場では144円32銭から145円15銭まで上昇。欧米市場では144円77銭まで下落した後、145円83銭まで上昇し、145円78銭で取引終了。本日11日のドル・円は主に145円台で推移か。日米金利差縮小の思惑は後退し、リスク回避的なドル売り・円買いがただちに拡大する可能性は低いとみられる。

厚生労働省が1月10に公表した昨年11月の毎月勤労統計速報で実質賃金は前年比-3.0%と市場予想を下回る結果となった。労働者1人当たり平均の現金給与総額は、前年比+0.2%だが伸び率は10月実績を下回った。10日のニューヨーク外為市場では、日本の実質賃金伸び率の鈍化を受けて日本銀行は現行の金融緩和策を当面維持するとの見方が広がった。日本と欧米諸国との金利差縮小の思惑は後退し、主要通貨に対する円売りが優勢となった。なお、11日発表される12月米消費者物価指数が市場予想を上回った場合、米国の早期利下げ観測は後退し、リスク選好的な米ドル買い・円売りが強まるとの見方が多い。この場合、クロス円レートも円安方向に動く可能性がありそうだ。

《CS》

 提供:フィスコ

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