日本BS放送---1Q減収なるも、コンテンツへの積極投資、放送周辺事業の強化に注力
日本BS放送<9414>は9日、2024年8月期第1四半期(23年9月-11月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比2.8%減の29.54億円、営業利益が同38.9%減の3.77億円、経常利益が同38.6%減の3.78億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同40.7%減の2.48億円となった。
売上では、タイム収入、その他収入が好調となった一方で、市況低迷の影響を受けたスポット収入の減収により、前年同期比微減で着地。また、コンテンツへの積極投資、アニメイベントなどの放送周辺事業投資拡充や、前期に実施した放送設備更新に伴う償却負担増などの費用増加により、利益は前年同期比で減益となった。
2024年8月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比1.5%増の126.00億円、営業利益が同3.7%減の19.10億円、経常利益が同5.2%減の19.10億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同4.9%減の13.18億円とする期初計画を据え置いている。
《HH》
提供:フィスコ