日経レバが未踏の2万2000円台乗せ、バブル後高値圏を走る日経平均に連動
NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信<1570>が3連騰で未踏の2万2000円台乗せを果たした。日経平均に連動するように組成されたETFで価格変動率が日経平均の2倍に設定されており、足もとの旺盛な物色意欲を反映して個人投資家を中心とした短期筋の参戦が活発だ。日経平均は前日にバブル崩壊後の最高値である33年10カ月ぶりの水準に浮上するなど大きなフシを突破、戻り売り圧力が大幅に低減する状況となっている。直近(昨年12月29日現在)の信用倍率も2.2倍とタイト化している。これは買い残が大幅に減少していることが背景にあるが、日経平均は年初こそ軟調で始まったものの、その後は一気に上げ足を強めた。大方の個人投資家の想定を外れた強さを際立たせており、ショートポジションを組んでいる向きにとっては慌てる場面だ。売買代金も膨らみ、全市場を通じてレーザーテック<6920>に次ぐ第2位となっている。
出所:MINKABU PRESS
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