稲畑産は3日ぶり急反落、住友化による保有株式売却で需給悪化を警戒
稲畑産業<8098>は3日ぶりに急反落した。前週末5日の取引終了後、株式の売り出しを決議したと発表。需給面への悪影響を警戒した売りが優勢となったようだ。売出株数は838万6700株で、売出価格は15日から18日までのいずれかの日に決める。需給状況に応じて上限125万7900万株のオーバーアロットメントによる売り出しも行う予定。政策保有株式の見直しの動きが進むなか、住友化学<4005>から稲畑産の株式の売却意向を確認したことに応じる。稲畑産は住友化の持ち分法適用会社から外れる見込みとなるが、事業面での連携関係については継続する予定としている。
出所:MINKABU PRESS
出所:MINKABU PRESS