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欧米為替見通し:ドル・円は下げ渋りか、米利下げ時期にらみドル売りも円が下支え


21日の欧米外為市場では、ドル・円は下げ渋る展開を予想する。米連邦準備制度理事会(FRB)の早期利下げ観測で、米金利安・ドル安に振れやすい展開となりそうだ。ただ、日銀の緩和修正期待は後退し、円売りがドルを下支えしよう。

前日発表された米消費者信頼感指数は予想外に強い内容となり、景気減速懸念は後退。ただ、FRBの早期利下げ観測を背景に長期金利は低下し、ドル売り地合いに振れた。一方、ユーロ圏の経済指標が低調でユーロ・ドルは1.0970ドル台まで上昇後は1.09ドル半ばに反落、ドル・円は144円付近から143円半ばに値を下げた。本日アジア市場は主要株価指数の大幅安で円買いに振れ、主要通貨は対円で弱含む展開となった。

この後の海外市場は金利や株価が手がかり。FEDウォッチによると、FRBの来年の利下げ時期は前倒しされ、米金利安・ドル安が続く。今晩の経済指標で国内総生産(GDP)確定値は横ばい、新規失業保険申請件数は悪化、フィラデルフィア連銀製造業景気指数は改善が予想され、強弱まちまちならドルの方向感は出にくい。一方で、日銀の大規模緩和修正への期待は大きく後退し、円売りがドルをサポートする展開とみる。

【今日の欧米市場の予定】
・22:30 米・先週分新規失業保険申請件数(予想:21.5万件、前回:20.2万件)
・22:30 米・12月フィラデルフィア連銀製造業景況指数(予想:-3.0、11月:-5.9)
・22:30 米・7-9月期GDP確定値(前期比年率予想:+5.2%、改定値:+5.2%)
・22:30 カナダ・10月小売売上高(前月比予想:+0.8%、9月:+0.6%)
・24:00 米・11月景気先行指数(前月比予想:-0.5%、10月:-0.8%)

《CS》

 提供:フィスコ

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