高島---産業資材事業の新子会社を設立し、同事業を移管
高島<8007>は14日、100%出資する産業資材事業の新子会社を2024年1月19日(予定)に設立し、同事業を移管すること発表。
同社は、産業資材セグメントで、繊維関連資材分野、樹脂関連資材分野における多種多様な商材を取り扱っており、製造、加工等の機能向上を図り、持続的な成長を目指す方針を掲げている。同社は、同子会社設立により、新たなガバナンス体制を構築し、産業資材セグメントに属す子会社の有機的連携を高め、意思決定の迅速化や注力事業への機動的な人材投資等を図るなど、競争力の向上を企図している。
同子会社の商号は、高島インダストリーズで、東京都千代田区神田に所在し、代表取締役社長には、同社の上席執行役員と産業資材事業本部長を兼任している西田努氏が就任する。資本金は3.50億円で、決算期は3月31日である。事業開始日は2024年4月1日を予定している。
同社は、2024年3月末までの契約に基づく債権・債務の履行の終了とともに事業を終了させる予定である。同子会社設立に伴い一時費用の発生を見込んでいる。14日付の2024年3月期の通期連結業績予想では、産業資材セグメントの売上高は190.00億円、利益は4.20億円を見込んでいる。
《SO》
提供:フィスコ