貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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6058 ベクトル

東証P
955円
前日比
-2
-0.21%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
9.0 2.92 3.35 103
時価総額 448億円
比較される銘柄
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ネオマーケ Research Memo(2):生活者起点のマーケティング支援会社


■会社概要

1. 会社概要
ネオマーケティング<4196>は、2000年10月に設立されたマーケティング支援会社である。同社は東証スタンダード市場に上場し、創業以来、橋本光伸(はしもと みつのぶ)氏が代表取締役として同社グループを率いている。連結ベースの従業員数は158名(2023年9月末現在)である。

同社グループは「生活者起点のマーケティング支援会社」を事業コンセプトにしており、主語を生活者(=消費者)としているのが大きな特徴である。生活者について深い理解を得るためにリサーチからスタートし、クライアントであるメーカー企業が「生活者との対話」を通じて、生活者に「買ってもらい続ける仕組み」をつくる一連の活動を行っている。特に新商品やアイデアの開発、既存商品の拡販・改善のためのサービス提供を得意としている。調査やプロモーションなどで活用するパネル組織やクラウドソーシングを展開するパイルアップ(株)、データ収集サービスを提供する(株)セールスサポートのほか、1社を含む3社を連結子会社として持つ。また、「アイリサーチ(i Research)」「ソルパネ(SOLPANEL)」のパネルサイト運営や「ウリゾウ(Urizo)」などのサービスを運営している。

同業のマーケティング支援会社には、電通グループ<4324>、マクロミル<3978>、インテージホールディングス<4326>、ベクトル<6058>などがある。同社は、自社でリサーチからマーケティング施策まですべてのサービスを一気通貫で提供する数少ない企業である。

2. 沿革
同社の歴史は、2000年10月に、東京都港区赤坂に(有)メディアインタラクティブを設立したことに始まる。その後、2012年4月には社名を現在の(株)ネオマーケティングに変更し、また2013年8月には所在地を現在の東京都渋谷区南平台町に移転した。

2006年12月には、マーケティング会員リサーチサービスである「アイリサーチ」を開始した。2012年10月には、データ蓄積・販売を目的としたデータニュース(株)を設立し、その後2019年2月には社名をパイルアップ(現 連結子会社)に変更した。2015年11月には、データ収集サービスを提供するセールスサポートをグループ会社化(現 連結子会社)した。

また、同社は東京本社に加えて全国へ拠点の設置を進めている。2015年5月には沖縄県那覇市に沖縄なはマーケティングラボ、2018年10月には大阪市中央区に大阪営業所、2019年1月には宮城県仙台市に仙台営業所、2021年10月には横浜市に横浜オフィス、2022年4月には福岡市に福岡営業所及び札幌市に札幌営業所を開設した。

なお、同社は2021年4月に東証JASDAQ(スタンダード)に上場した(2022年4月、市場再編によりスタンダード市場に移行)。2023年11月には初めての中期経営計画を発表し、さらなる発展・飛躍を目指している。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 国重 希)

《HH》

 提供:フィスコ

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