<動意株・14日>(前引け)=正栄食、ナレルG、ウェルライ
正栄食品工業<8079>=大幅反発。同社は13日の取引終了後、23年10月期の連結決算発表にあわせ、24年10月期の業績予想を開示し、最終利益が前期比3.2%増の29億円になるとの見通しを示した。年間配当は記念配当2円を含めて50円(前期は普通配当48円)を計画する。堅調な業況と株主還元姿勢を好感した買いが入ったようだ。今期の売上高は前期比0.3%増の1100億円を見込む。4月に創業120周年記念商品展示会を予定。安全・安心な食材の安定調達を進めつつ、顧客への提案力強化を図る。23年10月期の売上高は前の期比6.2%増の1095億9400万円、最終利益は同0.7%増の28億900万円だった。価格引き上げ効果で乳製品・油脂類や製菓原材料類などの国内での売上高が増加したほか、香港事業も好調に推移し、計画を上回って着地した。
ナレルグループ<9163>=3日ぶり急反発。同社は建設技術者派遣などを手掛ける。13日の取引終了後、23年10月期の連結決算発表にあわせ、24年10月期の業績予想を公表し、最終利益は前期比10.3%増の19億2000万円になる見通しを示した。前期と連続して過去最高益を計画する。年間配当予想は同15円増配の110円としており、これらを評価した買いを集めたようだ。今期の売上収益は同21.3%増の218億3000万円を見込む。稼働人数と契約単価が、ともに増加を続ける見通し。23年10月期の売上収益は前の期比23.8%増の179億9400万円、最終利益は同40.1%増の17億4100万円で、いずれも10月時点の予想に対して上振れして着地した。
ウェルプレイド・ライゼスト<9565>=ストップ高カイ気配。13日の取引終了後に24年10月期業績予想を発表。売上高が前期比14.8%増の26億円、営業利益が同11倍の1億5000万円に拡大する見通しを示しており、これを好感した買いが膨らんでいる。eスポーツの大会企画・運営を行う主力の「クライアントワークサービス」でコンサルティング事業の強化を図り、収益の幅を増やしていく。また、eスポーツ選手のサポートやeスポーツの新たな価値創造を手掛ける「ブランドプロデュースサービス」では、ゲーム・eスポーツに関わるIPブランドの活用や自社ブランドの創出を目指す。同時に発表した23年10月期決算は売上高が22億6400万円、営業利益が1400万円だった。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
ナレルグループ<9163>=3日ぶり急反発。同社は建設技術者派遣などを手掛ける。13日の取引終了後、23年10月期の連結決算発表にあわせ、24年10月期の業績予想を公表し、最終利益は前期比10.3%増の19億2000万円になる見通しを示した。前期と連続して過去最高益を計画する。年間配当予想は同15円増配の110円としており、これらを評価した買いを集めたようだ。今期の売上収益は同21.3%増の218億3000万円を見込む。稼働人数と契約単価が、ともに増加を続ける見通し。23年10月期の売上収益は前の期比23.8%増の179億9400万円、最終利益は同40.1%増の17億4100万円で、いずれも10月時点の予想に対して上振れして着地した。
ウェルプレイド・ライゼスト<9565>=ストップ高カイ気配。13日の取引終了後に24年10月期業績予想を発表。売上高が前期比14.8%増の26億円、営業利益が同11倍の1億5000万円に拡大する見通しを示しており、これを好感した買いが膨らんでいる。eスポーツの大会企画・運営を行う主力の「クライアントワークサービス」でコンサルティング事業の強化を図り、収益の幅を増やしていく。また、eスポーツ選手のサポートやeスポーツの新たな価値創造を手掛ける「ブランドプロデュースサービス」では、ゲーム・eスポーツに関わるIPブランドの活用や自社ブランドの創出を目指す。同時に発表した23年10月期決算は売上高が22億6400万円、営業利益が1400万円だった。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS