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東京株式(大引け)=587円安、米株軟調と円高受け先物主導で急反落

 7日の東京株式市場は主力株をはじめ広範囲に売りがかさみ、日経平均株価は急反落、先物を絡め上下に荒い値動きが続いている。

 大引けの日経平均株価は前営業日比587円59銭安の3万2858円31銭と急反落。プライム市場の売買高概算は15億4582万株、売買代金概算は3兆7010億円。値上がり銘柄数は249、対して値下がり銘柄数は1382、変わらずは29銘柄だった。

 きょうの東京市場はリスク回避の流れが再び強まった。前日に日経平均は先物に引き上げられる形で670円あまりの急伸を示したが、きょうはその逆の展開で前日の上昇分の大半を吐き出した。米国株市場では11月のADP全米雇用リポートが事前予想を下回り、長期金利が低下したもののハイテク株中心に軟調な地合いだった。ただ、ナスダック指数の下落率は0.6%に過ぎず、東京市場だけが過度にリスクオフに傾く結果となった。取引時間中は外国為替市場で円が買われ、円高方向に振れたことも下げを助長した。日経平均の下げ幅は一時600円を超えたが、後場は3万2000円台後半でもみ合う展開となり、大引けはやや下げ渋って着地している。値下がり銘柄数は全体の83%を占めたが前引け時点より数は減っている。全体売買代金は3兆7000億円台で今週に入ってからは最も高水準となった。

 個別では、きょうも4000億円超の売買代金をこなしたレーザーテック<6920>だが株価は軟調、東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>、ディスコ<6146>なども売られた。キーエンス<6861>も下落。川崎汽船<9107>が安く、トヨタ自動車<7203>も冴えない。ファーストリテイリング<9983>、三菱商事<8058>なども下値を探った。日立製作所<6501>が値を下げ、グッドコムアセット<3475>、楽天銀行<5838>が急落、日本マイクロニクス<6871>も安い。ユーザーローカル<3984>も水準を切り下げた。

 半面、東京電力ホールディングス<9501>が売買代金を高水準にこなし値を飛ばしたほか、さくらインターネット<3778>の上値追いも継続。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも堅調。SOMPOホールディングス<8630>が大きく上値を伸ばし、東京海上ホールディングス<8766>もしっかり。東京楽天地<8842>がストップ高で買い物を残し、メニコン<7780>、ネットワンシステムズ<7518>も大幅高。

出所:MINKABU PRESS

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