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東京株式(大引け)=455円安、先物主導で大幅続落し3万3000円台割れ

 5日の東京株式市場は主力株をはじめ幅広い銘柄にリスク回避の売りがかさみ、日経平均株価は3万3000円台を割り込む展開となった。

 大引けの日経平均株価は前営業日比455円45銭安の3万2775円82銭と大幅安で3日続落。プライム市場の売買高概算は13億4935万株、売買代金概算は3兆5833億円。値上がり銘柄数は294、対して値下がり銘柄数は1333、変わらずは32銘柄だった。

 きょうの東京市場は終始売り優勢だった。前日の米国株市場では米長期金利の上昇を背景にハイテク株中心に売りがかさみ、特に半導体関連大型株の下げが目立った。これを受けて東京市場でも同関連の一角などリスク回避の戻り売りが続いた。日経平均株価は一時500円あまり下落する場面もあったが、取引時間中はドル・円相場が円安方向に振れたことで、輸出セクター中心に株価の下支え材料となった。また、先物主導で売りがかさみ全体相場を押し下げたが、アジア株市場では香港ハンセン指数などの下げが目立ち、その連想で見切り売りを誘発した部分もあったようだ。値下がり銘柄数は1300を上回り、全体の80%を占めている。日経平均は大幅な下げをみせたが、売り一巡後は25日移動平均線近辺で下げ止まる形となっている。

 個別では、大商いのレーザーテック<6920>が6日ぶりに反落したほか、東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>、ディスコ<6146>など半導体製造装置関連の主力株の下げが目立つ。ルネサスエレクトロニクス<6723>も安い。ソフトバンクグループ<9984>が軟調、リクルートホールディングス<6098>も値を下げた。ファーストリテイリング<9983>が下値を探り、キーエンス<6861>も売りに押された。グッドコムアセット<3475>が一時ストップ安となり、I-PEX<6640>も急落した。セレス<3696>も大幅安。

 半面、さくらインターネット<3778>が終盤急速に上げ幅を縮めたものの続伸、楽天銀行<5838>が活況高、ミツバ<7280>、UACJ<5741>も買われた。西武ホールディングス<9024>も高い。タクマ<6013>、近鉄グループホールディングス<9041>が値を上げたほか、M&Aキャピタルパートナーズ<6080>なども上値を伸ばした。サイバーエージェント<4751>も物色人気。

出所:MINKABU PRESS

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