データ・アプリケーション---データ ハンドリング プラットフォームの最新版「RACCOON 2.6」を発売
データ・アプリケーション<3848>は30日、データ連携や移行時のデータ加工・変換をノーコードで実現するデータ ハンドリング プラットフォームの最新版RACCOON(ラクーン) バージョン2.6の発売を開始した。販売価格は、サブスクリプションライセンスの場合、月額4万円より。
最新版では、メモリ抑制機能の内部ロジックを大幅に見直した結果、改善効果として、一時ファイルサイズの削減と変換処理時間を短縮し、同社検証パターンで最大70%の変換処理時間短縮を実現した。さらに、指定したデータを特定の条件で結合するジョイン機能の新たな結合アルゴリズムに「マージ結合(ソートされた表同士を先頭から順にジョインする方法)」を追加、従来の「ハッシュ結合(ジョインに必要なデータをハッシュテーブルに格納し、もう一方のケーブルの列の値で検索する方法)」に比べ、メモリ使用量を抑制することができるようになった。これらのバージョンアップに加え、開発クライアントのDeveloper Studioでは、項目(データ型)設定画面がリニューアルされ、従来は項目ごとに定義していた数値書式や日付書式を抽出/格納処理単位で共通設定ができるようになり、開発工数の削減及びオペレーションミスの誘発を防止するよう改善された。
《AS》
提供:フィスコ