ダイセキSが堅調、外航船舶向けバイオ燃料供給の発表とリニア工事前進期待が株価刺激
ダイセキ環境ソリューション<1712>が堅調。29日、豊田通商<8015>のグループ会社である豊田通商マリンフューエルを通じ、トヨフジ海運(愛知県東海市)が運航する外航船舶にバイオディーゼル燃料の供給を実施したと発表した。二酸化炭素(CO2)排出量の削減が期待されるバイオ燃料の拡販を期待した買いが入ったようだ。更に、静岡県の川勝平太知事が28日、リニア中央新幹線の工事に関し、大井川の水問題への対策としてJR東海<9022>が示した田代ダム案について尊重する意向を示した。リニア中央新幹線の工事が進展し、土壌汚染対策事業を手掛けるダイセキSの業績に好影響をもたらすとの見方が広がったことも、同社株を支援する形となったとみられている。
出所:MINKABU PRESS
出所:MINKABU PRESS