株価20分ディレイ → リアルタイムに変更

0012 グロース250

指数
616.66
前日比
-1.83
-0.30%
比較される銘柄
日経平均, 
TOPIX, 
JPX日経400
業績
単位
-株
PER PBR 利回り 信用倍率
時価総額

銘柄ニュース

戻る
 

話題株ピックアップ【昼刊】:豊田織、霞ヶ関C、Fスターズ

■豊田自動織機 <6201>  13,055円  +770 円 (+6.3%)  11:30現在  東証プライム 上昇率5位
 豊田自動織機<6201>が3日ぶりに大幅反発した。28日の大引け直前にロイター通信が、トヨタ自動車<7203>など複数のトヨタグループ企業が、保有するデンソー<6902>株を売却する方向で調整していることが分かったと報じた。トヨタのほか、豊田自動織機<6201>とアイシン<7259>も保有株の一部を売却するという。豊田織に対しては、資本効率の向上につながると期待した前日大引け直前からの買いがきょうも続いている。アイシン<7259>も底堅く推移する。報道によると、合計でデンソー株の約10%を売却し、トヨタの放出分はこのうち半分弱という。売り出し総額は7000億円規模。月内にもデンソーは売り出しを決議するとともに、株式の需給を抑えるために自社株買いも行うとしている。デンソーは28日の取引終了後、報道について「当社が公表したものではない」としたうえで、「株式の売り出し及び自己株式取得など株主政策や資本政策の検討を行っている」とのコメントを開示。公表すべき事実について決定した場合は、速やかに公表する方針を示した。

■霞ヶ関キャピタル <3498>  8,850円  +430 円 (+5.1%)  11:30現在  東証プライム 上昇率8位
 霞ヶ関キャピタル<3498>が反発している。28日の取引終了後、ドバイ子会社が取得したアラブ首長国連邦(ドバイ)の案件について、2件を売却決済したと発表しており、好材料視されている。売却先及び売却価格は非開示。なお、24年8月期業績予想には織り込み済みとしている。

■日本紙パルプ商事 <8032>  4,965円  +200 円 (+4.2%)  11:30現在
 日本紙パルプ商事<8032>が高い。28日の取引終了後、155万株(自己株式を除く発行済み株数の11.16%)、または73億8575万円を上限に、29日朝の東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)で自社株を取得すると発表した。大規模な自社株買い発表を好感した買いが入っている。買い付け価格は28日終値の4765円。なお、東証の自己株式立会外買付取引情報によると、紙パル商は29日に買い付けを実施。買い付け数量155万株に対し、約定数量は140万2000株となっている。

■フィックスターズ <3687>  1,319円  +42 円 (+3.3%)  11:30現在
 フィックスターズ<3687>が全般地合い悪に抗して上値指向を強めている。前日はひと押し入れたものの、押し目買いが厚くきょうは1300円台半ばまで株価水準を切り上げてきた。顧客企業のソフトウェア高速化事業を主力展開しており、旺盛なデジタルトランスフォーメーション(DX)投資需要を開拓し業績は絶好調に推移、24年9月期営業利益は前期比10%増の23億円予想と3期連続の過去最高利益更新が濃厚だ。富士通<6702>とはスーパーコンピューター分野で協働するほか、次世代コンピューティングの要となる量子コンピューター分野でも先駆的存在。これらはAI技術の成長発展とも密接に関わるだけにマーケットの視線は熱い。デジタル庁が28日、政府クラウド(ガバメントクラウド)の提供事業者にさくらインターネット<3778>を追加することを発表、これを受けさくらネットは連日のストップ高に買われる人気となっており、高度なクラウドサービスを展開するFスターズにはその連想も働いているもようだ。自動運転分野にも入念に布石を打っており、次世代成長産業に重点を置いた経営戦略に期待する買いが波状的に続いている。

■ヤーマン <6630>  1,089円  +34 円 (+3.2%)  11:30現在
 ヤーマン<6630>が続伸している。28日の取引終了後、装着するだけでLEDによる美肌ケアが全顔ムラなく行える「ブルーグリーンマスク」を「YA-MAN the store GINZA」できょうから先行発売すると発表しており、好材料視されている。「ブルーグリーンマスク」は、近年世界的に人気が高まっているLED美容において、ケアのポイントとなる均一にLEDを照射することに注目。異なる出力のLEDを高密度に適切な位置に配置することで、顔のすみずみまで均一な照射を可能にしたのが特徴。また、マスク型美顔器の代名詞ともなった「メディリフト」シリーズのマスク開発の知見を生かし、マスクを密着させながらも光源からの距離を一定に保つために柔軟なシリコーンゴムを使用し肌へ密着させながら、マスク内部にマスクの変形に追従するシリコーンゴム製の柱を設けた「密着3D層構造」を採用し、顔・首全体をまんべんなくケアできるようにしたとしている。

■オプティマスグループ <9268>  2,706円  +79 円 (+3.0%)  11:30現在
 オプティマスグループ<9268>が4日続伸している。28日の取引終了後、自動車取引のオンライン広告サイトを運営するニュージーランドのオート・トレーダー・メディア・グループ(オークランド市)の株式の51%をニュージーランド子会社を通じて取得し子会社化すると発表しており、好材料視されている。今回の子会社化は、グループ顧客であるディーラーの販売促進の支援など既存事業との高いシナジーが見込まれるほか、エンドユーザー向け事業を含めグループの新たな事業プラットフォームとしても寄与すると判断したという。株式取得日は12月1日の予定で、取得価額は非開示。なお、同件による24年3月期業績への影響は、現時点では軽微としている。

■そーせいグループ <4565>  1,427円  -107 円 (-7.0%)  11:30現在  東証プライム 下落率トップ
 そーせいグループ<4565>が急反落した。28日の取引終了後、産業革新投資機構(JIC)傘下のファンドを割り当て先とする第三者割当増資と海外市場における公募増資、転換社債型新株予約権付社債(CB)の発行を発表。1株利益の希薄化と株式の需給悪化を警戒した売りを促したようだ。JIC傘下のJICVGIオポチュニティファンドに対し、686万1000株を発行して割り当てる。また、欧州及びアジアを中心とする海外市場において、新株150万株を発行する。CBはユーロ建ての5年物。これらにより約417億円を調達する。最大320億円を既発の新株予約権付社債の買い入れ資金に充当。約97億円を、戦略的成長投資や運転資金に充当する予定としている。

■サンリオ <8136>  6,105円  -320 円 (-5.0%)  11:30現在  東証プライム 下落率3位
 サンリオ<8136>が3日ぶりに急反落。28日取引終了後に300億円のユーロ円建転換社債型新株予約権付社債(CB)を発行すると発表しており、需給悪化を懸念する売りが出ている。同CBは満期償還日が28年12月の5年債。転換価格は28日終値を20.00%上回る7710円で決まった。潜在株式による希薄化率は4.82%となる。調達資金は、自社株TOBと、既存事業や新規事業のための投資資金に充てる。同時に、発行済み株式数の2.46%に相当する218万9100株を上限に自社株にTOBをかけることを発表した。取得総額の上限は120億円。買い付け期間は12月1日~28日。買い付け価格は11月28日と30日の終値を比較して、より低い価格に10%ディスカウントを行った価格とする。更に自社株の消却も発表した。消却前の発行済み株式総数の4.49%に相当する400万株を24年2月29日付で消却する。      

■サムティ <3244>  2,337円  -116 円 (-4.7%)  11:30現在  東証プライム 下落率5位
 サムティ<3244>、バイク王&カンパニー<3377>といった11月期決算銘柄に安いものが目立つ。きょう29日は11月期末の配当と株主優待の権利落ち日にあたることから、処分売りの動きが優勢となっているようだ。不二越<6474>や串カツ田中ホールディングス<3547>、ジャステック<9717>、ファーストブラザーズ<3454>、ノダ<7879>、川口化学工業<4361>なども下落している。

■神戸製鋼所 <5406>  1,723円  -57 円 (-3.2%)  11:30現在
 神戸製鋼所<5406>が続落。28日の取引終了後、2本立てのユーロ円建転換社債(CB)型新株予約権付社債を発行すると発表しており、CBの株式転換による1株当たり利益の希薄化を懸念する売りが出ている。発行金額は合計で500億円。28年12月満期の5年債と30年12月満期の7年債の2本立てで、発行金額はそれぞれ250億円ずつ。転換価格は5年債が28日終値を37.98%上回る2456円、7年債が同31.99%上回る2349.5円で決まった。調達資金は、鉄鋼事業及び電力事業を中心とするカーボンニュートラル関連投資や借入金の返済資金に充てる。

■三菱UFJ <8306>  1,257円  -33 円 (-2.6%)  11:30現在
 三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>や三井住友フィナンシャルグループ<8316>、みずほフィナンシャルグループ<8411>などメガバンクが軟調に推移し、東証の業種別指数の「銀行業」は下落率でトップとなっている。米連邦準備制度理事会(FRB)のなかでもタカ派として知られるウォラー理事が28日に講演のなかで、インフレ率が低下に向かっているとの確信が持てた場合、「政策金利の引き下げを始められる」と発言した。これを受け、想定よりも早い時期にFRBが利下げに踏み切るとの観測が台頭。同日の米国市場で米金利に低下(債券価格に上昇)圧力が掛かった。銀行株に対しては、内外金利の上昇による利ザヤ拡大の期待を後退させることとなり、買い持ち高を圧縮する目的の売りが膨らんだようだ。七十七銀行<8341>や京都フィナンシャルグループ<5844>、名古屋銀行<8522>など地銀株も安い。

■明治ホールディングス <2269>  3,393円  -64 円 (-1.9%)  11:30現在
 明治ホールディングス<2269>が全般軟調地合いのなかで売りに押されている。11月にマドを開けて急落したものの、その後はソーサーボトムを形成し前週末を境に戻り足に転じていたが、足もとでは5日移動平均線を再び下回っている。28日取引終了後、新型コロナウイルス感染症に対する次世代mRNAワクチン(レプリコン)「コスタイベ筋注用」の国内製造販売承認を取得したことを発表した。同ワクチンはmRNA技術を使って、既存ワクチンより少ない接種量で高い効果が見込まれている。ただ、株価的には反応薄で上値の重さを確認して目先筋の見切り売りを誘発する形となった。

■インタライフ <1418>  249円  +49 円 (+24.5%)  11:30現在
 インターライフホールディングス<1418>は3連騰している。28日の取引終了後、AVC(オーディオ・ビジュアル&コントロール)機器設備のシステム構築を手掛けるサンケンシステム(東京都大田区)の全株式を11月30日の予定で取得し子会社化すると発表しており、好材料視されている。インタライフ子会社システムエンジニアリングとサンケンシステムはAV事業において協力関係にあり、サンケンシステムを子会社化することで相互にクライアント拡大による販路拡大や製品サービスの開発、部材の共同調達、施工体制の見直しなどにより、グループの音響照明設備事業において新たな事業シナジーの創出が見込めると判断したという。取得価額は5億4000万円。なお、同件による業績への影響は現在精査中としている。

■アスタリスク <6522>  753円  +97 円 (+14.8%) 一時ストップ高   11:30現在
 アスタリスク<6522>がストップ高まで買われている。同社は28日、米子会社が現地企業とアライアンスを組み、主力製品であるスマートフォン装着型バーコードリーダー「AsReader」(ASR-022D)を同国最有力食品・飲料メーカー及び販売店に2万台以上納入したことを明らかにしており、これが材料視されているようだ。ASR-022Dは、iPhone装着型のバーコードリーダー(2次元コード対応)で、商品の読み取りの速さが重要視される現場や、多くのバーコードを読み取る現場でも、軽量な機器で高速読み取りを実現。更に、スマートフォンとリーダーは有線接続のため、通信環境に左右されず、読み取り連携もスムーズに行えるという。

■アテクト <4241>  711円  +76 円 (+12.0%) 一時ストップ高   11:30現在
 アテクト<4241>はカイ気配スタートで4日ぶり急反騰。株式需給面で売り物が枯れた状態にあり、一気に切り返す展開でストップ高に買われる場面があった。半導体保護資材(スペーサーテープ)で世界シェア約7割というグローバルニッチトップ企業で、中期的な成長期待が強い。半導体市況底入れの動きが観測されるなか見直し人気に沸いている。24年3月期業績は営業利益段階で前期比9%減の1億6000万円を予想しているが、上期(23年4~9月)段階で前年同期比33%増の1億2700万円と大幅な伸びを確保、対通期進捗率も約8割に達していることで上振れ期待も根強い。また、25年3月期以降に業績向上が加速する可能性もあり、時価総額30億円は評価不足顕著とみた投資資金の流入を誘っているようだ。

●ストップ高銘柄
 地盤HD <6072>  280円  +80 円 (+40.0%) ストップ高買い気配   11:30現在
 さくらインターネット <3778>  1,900円  +400 円 (+26.7%) ストップ高   11:30現在
 ZUU <4387>  863円  +150 円 (+21.0%) ストップ高   11:30現在
 スマートバリュー <9417>  467円  +80 円 (+20.7%) ストップ高   11:30現在
 以上、4銘柄

●ストップ安銘柄
 WT天然ガス <1689>  1円  0 円 (0.0%) ストップ安売り気配   11:30現在
 以上、1銘柄


⇒⇒[告知]最高5万円が当たる! 「株探アンケート」を実施中
⇒⇒「株探」では、【調査! 24年の日本株戦略】を実施しています。
⇒⇒アンケートにご回答いただいた方から、抽選で「QUOカード」を1名の方に5万円分、25名の方に1万円分を差し上げます。
⇒⇒※アンケートのご回答はこちらからお願いします。

株探ニュース

株探からのお知らせ

    日経平均