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3275 ハウスコム

東証S
1,374円
前日比
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単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
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時価総額 107億円
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ハウスコム Research Memo(4):新成長戦略の実行により2024年3月期は過去最高の営業収益と増益を目指す


■今後の見通し

● 2024年3月期通期の連結業績見通し
ハウスコム<3275>の2024年3月期通期の連結業績は、営業収益で前期比0.8%増の14,288百万円、営業利益で同17.4%増の462百万円、経常利益で同4.1%増の646百万円、親会社株主に帰属する当期純利益で同18.9%増の389百万円を見込んでおり、期初計画を据え置いた。2023年3月期業績は成長の踊り場であったが、2021年12月に策定した「新成長戦略」の下、2024年3月期は再び増収増益の達成を目指しており、特に営業収益については過去最高の更新を視野に入れている。2024年3月期に予定している主な取り組みは、継続的な店舗拡充の実施、家主向け新サービスの導入・拡大、業務効率・生産性向上に向けたDXの推進である。上期までの業績進捗を踏まえると、営業収益の達成ハードルはやや高いと思われるが、営業利益については事業の質的向上と効率化が想定以上に進展していることから、計画達成に向けた順調な進捗であると言えよう。

もっとも、2024年3月期の業績予想に関して弊社は、達成の可能性は十分にあると考える。コロナ禍前(2017年3月期~2020年3月期)の営業収益CAGRは8.8%であり、2019年3月期の営業利益率は9.9%と事業の成長性が元々高いこと、そして収益性も回復してきていることなどがその理由だ。また、同社は元々業績計画を保守的に開示する傾向があり、計画の上方修正が多く見られる会社である。新成長戦略の実行により高まった成長性と収益性を考慮すると予想を上回る業績で着地する可能性もあり、投資家の注目度は今後大きく高まっていくと弊社は考える。なお、同社はリーシング機能を活用して、中堅管理会社との協業にも取り組んでおり、これらの地道な取り組みが将来のさらなる成長拡大の布石になることを期待している。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 永岡宏樹)

《SI》

 提供:フィスコ

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