花王が3日続伸、国内有力証券が投資評価を引き上げ
花王<4452>が3日続伸している。SMBC日興証券が24日付で投資評価を「2」から「1」へ、目標株価を6000円から7200円へ引き上げたことが好材料視されているようだ。
同証券では、23年12月期第3四半期決算は国内日用品市場の回復を背景にトップメーカーとしての交渉力を生かし、想定以上の数量増・値上げ効果が確認できたと指摘。また、決算説明会では構造改革の具体策が示され、不採算事業削減効果への期待が高まったとしている。24年は中国の景気後退や免税店の在庫調整の長期化など、トイレタリー・化粧品セクターの成長率期待が低下するとみられるが、そのなかでも中国依存度が低く、国内での競争優位性が際立つうえ、値上げや構造改革といった自助努力による増益確度も高い同社の相対評価が向上すると予想。今後5年間のコア営業利益は年10.8%増で成長すると見込み、24年12月期の営業利益予想を1454億円から1476億円へ上方修正した。
出所:MINKABU PRESS
同証券では、23年12月期第3四半期決算は国内日用品市場の回復を背景にトップメーカーとしての交渉力を生かし、想定以上の数量増・値上げ効果が確認できたと指摘。また、決算説明会では構造改革の具体策が示され、不採算事業削減効果への期待が高まったとしている。24年は中国の景気後退や免税店の在庫調整の長期化など、トイレタリー・化粧品セクターの成長率期待が低下するとみられるが、そのなかでも中国依存度が低く、国内での競争優位性が際立つうえ、値上げや構造改革といった自助努力による増益確度も高い同社の相対評価が向上すると予想。今後5年間のコア営業利益は年10.8%増で成長すると見込み、24年12月期の営業利益予想を1454億円から1476億円へ上方修正した。
出所:MINKABU PRESS