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日経平均は小幅続落、今晩のエヌビディア決算見極めから様子見ムード強く/相場概況


 日経平均は小幅続落。20日の米国株式市場のダウ平均は203.76ドル高(+0.58%)、S&P500は33.36ポイント高(+0.74%)、ナスダック総合指数は159.05ポイント高(+1.13%)とそれぞれ上昇。米感謝祭翌日のブラックフライデーや週明け月曜日のサイバーマンデーでの消費者の支出が、高インフレにもかかわらず過去最高規模に達するとの調査結果を受け、期待感から買い優勢の展開。その後もマイクロソフトの上昇が相場全体を一段と押し上げた。米株高を受け、日経平均も前日比65.12円高の33453.15円と小幅反発スタート。今晩のエヌビディア決算を見極めたいと様子見ムードも強く、終日膠着感が強かった。

 大引けの日経平均は前日比33.89円安の33354.14円となった。東証プライム市場の売買高は13億8933万株、売買代金は3兆5707億円だった。セクターでは、海運業、パルプ・紙、鉱業などを筆頭に上昇。一方、輸送用機器、卸売業、証券、商品先物取引業などを筆頭に下落した。東証プライム市場の値上がり銘柄は全体の60%、対して値下がり銘柄は37%だった。

 個別では、SOX指数上昇などでKOKUSAI<6525>、サンケン電気<6707>、東エレク<8035>など半導体銘柄が軒並み上昇。人材のスキル管理システムに関する特許権を取得したオーケストラ<6533>が大幅続伸。来年度の中期経営計画に対する期待感が続くシャープ<6753>が年初来高値更新。岸田首相がライドシェアについて年内めどに方向性を出すと報道され、JVCケンウッド<6632>が上場来高値更新、アディッシュ<7093>が大幅上昇した。また、国内証券の格上げ観測で大崎電<6644>が上昇。東証グロースでは、今期からの配当開始を発表したスポーツフィールド<7080>、JAXA向けのAI関連ソリューション提供を発表したティアンドエス<4055>が急反発。

 一方、公募増資などで需給悪化が警戒されたGSユアサ<6674>、AZ丸和HD<9090>が大幅続落。新株予約権発行による潜在的な希薄化を嫌気された東証スタンダードのアルメディオ<7859>も急落。また、投資ファンドの保有割合が低下した戸田建設<1860>、東証スタンダードのイー・ロジット<9327>が下落した。そのほか、東証グロースのアーキテクツSJ<6085>などが値下がり率上位に並んだ。
《CN》

 提供:フィスコ

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