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ダウ平均は横ばい 11月に入ってからの楽観ムードは維持へ=米国株序盤

NY株式17日(NY時間10:06)
ダウ平均   34929.32(-16.15 -0.05%)
ナスダック   14092.78(-20.89 -0.15%)
CME日経平均先物 33425(大証終比:-175 -0.52%)

 きょうのNY株式市場でダウ平均は横ばい。取引開始直後は買いが先行して始まったものの、下げていた米国債利回りが上昇に転じたこともあり、IT・ハイテク株中心に戻り売りも出ている。ただ、下押す気配はなく、前日付近で推移している状況。

 前日までのイベントを通過して、市場は11月に入ってからの楽観ムードを維持しようとしているようだ。今週は3つの主要株価指数はともに3週連続で週足陽線で終えようとしている。今週発表の米消費者物価指数(CPI)と米生産者物価指数(PPI)がともにインフレの鈍化傾向を示した一方、株式市場は一時ネガティブな反応も見せていたが、米小売売上高も個人消費の底堅さを示した。懸念されていた米議会のつなぎ予算が成立したことも安心感に繋がっている。

 市場では「FRBの利上げサイクルは終了し、来年第2四半期以降に利下げ開始」のシナリオでとりあえず着地しているようだ。楽観的なシナリオでは、それにソフトランディングが加わっている。

 市場からは「何かが大きく変わったことを認識するのは、その場では難しい。しかし、米CPIの発表があった火曜日に揺れが起こり、状況は変わった」といった声も聞かれる。

 決算では、ギャップ<GPS>が上昇。旗艦ブランドのオールドネイビーの既存店売上高が小幅ながらも予想外の増収となった。ディクソンCEOが業績改善に早くも成功していることを示した。

 半導体製造装置のアプライド・マテリアルズ<AMAT>が下落。前日引け後に決算を発表し、予想を上回る好決算を発表していたものの、中国への輸出規制に違反したとして米当局の捜査に直面していると伝わったことが嫌気されている。

 英プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド<MANU>が上昇。同クラブはオーナーであるグレイザー家が一部売却を模索しているが、英富豪のラトクリフ氏が同クラブのA株式と、グレイザー家が独占的に保有している議決権が大きいB株の両方の25%を取得する予定だという。

マンU<MANU> 19.75(+1.32 +7.15%)
ギャップ<GPS> 17.77(+4.10 +29.96%)
アプライド<AMAT> 148.42(-6.39 -4.13%)

アップル<AAPL> 189.31(-0.40 -0.21%)
マイクロソフト<MSFT> 371.64(-4.53 -1.20%)
アマゾン<AMZN> 144.43(+1.60 +1.12%)
アルファベットC<GOOG> 137.06(-1.65 -1.19%)
テスラ<TSLA> 231.54(-2.06 -0.88%)
メタ・プラットフォームズ<META> 333.40(-0.79 -0.24%)
AMD<AMD> 119.89(+0.06 +0.05%)
エヌビディア<NVDA> 493.69(-1.11 -0.22%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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