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3010 ポラリスHD

東証S
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ポラリス・ホールディングス---2Qは大幅な増収・各利益も黒字化、通期連結業績予想の上方修正を発表


ポラリス・ホールディングス<3010>は14日、2024年3月期第2四半期(23年4月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比353.4%増の141.20億円、営業利益が26.24億円(前年同期は0.31億円の利益)、経常利益が21.80億円(同0.60億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益が25.55億円(同1.07億円の損失)となった。

損益面においては、国内事業の売上高は132.21億円(前年同期は31.14億円)となり、販売用不動産を売却したこと、運営ホテル数の増加に加え稼働率及び客室単価が改善したこと及び新規ホテルの開業に伴う開業準備資金を受領したことなどにより大幅な増収となった。また、前年度末においてレッド・プラネットブランドにてフィリピン共和国でリミテッドサービスホテルを所有・運営するRed Planet Holdings(Philippines)Limited及びその子会社を連結子会社にしたことにより海外事業の売上高8.99億円が加わった。営業利益は、販売用不動産の売却益を計上したこと、国内ホテル事業における損益分岐点の引き下げを進めたことなどにより、国内事業の営業利益は26.00億円(前年同期は0.31億円の利益)と大幅な黒字化を実現した。また、海外ホテル事業においてフィリピン国内のホテル需要の回復が進む中、保有ホテル資産等の減価償却費負担が重く、海外事業の営業利益は0.23億円となった。

ホテル事業の売上高は前年同期比97.3%増の61.09億円、営業利益は同339.6%増の7.25億円となった。主な売上はホテルマネジメント売上となっている。


不動産事業の売上高は82.91億円(前年同期は1.76億円)、営業利益は22.90億円(同0.18億円の利益)となった。主な売上は販売用不動産の売却によるものとなっている。

2024年3月期通期について、同日、連結業績予想の上方修正を発表した。売上高が前期比214.9%増(前回予想比5.2%増)の221.00億円、営業利益が30.70億円(同12.6%増)、経常利益が23.40億円(同9.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益が同399.8%増(同50.0%増)の26.70億円としている。

《AS》

 提供:フィスコ

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