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6890 フェローテク

東証S
2,475円
前日比
-41
-1.63%
PTS
2,480円
23:34 11/22
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
7.3 0.49 4.44 61.75
時価総額 1,166億円
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フェローテックホールディングス---2Qは増収、電子デバイス事業は2ケタ増収増益を果たす


フェローテックホールディングス<6890>は14日、2024年3月期第2四半期(23年4月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比8.2%増の1,054.94億円、営業利益が同23.6%減の130.35億円、経常利益が同35.4%減の152.17億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同47.5%減の83.90億円となった。

半導体等装置関連事業の売上高は前年同期比5.5%減の602.57億円、営業利益は同33.5%減の77.88億円となった。同社の真空シールおよび各種製造装置向け金属加工製品や半導体製造プロセスに使用されるマテリアル製品(石英製品・セラミックス製品・シリコンパーツ等)、部品洗浄サービスは、設備投資需要の停滞及び設備稼働率の低下の影響で売上が減少した。一方、マテリアル製品のうち受注残のあるCVD-SiC製品は売上増を継続した。また、石英坩堝については好調な太陽光パネル製造メーカーの受注を取り込み順調に売上を伸ばした。

電子デバイス事業の売上高は前年同期比42.3%増の328.40億円、営業利益は同14.2%増の60.80億円となった。主力のサーモモジュールは、PCR検査装置を中心に医療関係向けの出荷が減少したことが主要因で売上減となった。一方、パワー半導体用基板は、産業機械向けを中心にDCB基板の販売が好調であったこと、加えて中国のEV車向けを中心にAMB基板が引き続き伸びたこともあり、全体でも大きく売上を伸ばした。また、センサは前第2四半期連結会計期間より大泉製作所社を連結化したため、対前年同期比では連結化していなかった期間との比較で売上等が増加した。

その他の売上高は前年同期比16.5%増の123.96億円、営業損失は1.79億円(前年同期は3.98億円の利益)となった。工作機械は前年同期比で出荷が減少した。また、ソーブレードには前第2四半期連結会計期間より連結化した東洋刃物社の売上、利益が、前第3四半期連結会計期間より含み、対前年同期比では連結化していなかった期間との比較で売上等が増加した。

2024年3月期通期については、同日、連結業績予想の修正を発表した。売上高が前期比4.4%増(前回予想比変わらず)の2,200.00億円、営業利益が同23.0%減(前回予想比16.9%減)の270.00億円、経常利益が同34.0%減(同6.7%減)の280.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同49.5%減(同16.7%増)の150.00億円としている。

《SO》

 提供:フィスコ

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