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新興市場銘柄ダイジェスト:INFORICH、ジィ・シィ企画がストップ高


<9211> エフ・コード 1480 +300
ストップ高。23年12月期の営業利益予想を従来の4.15億円から6.28億円(前期実績は非開示)に上方修正している。事業が好調に推移したことに加え、子会社化が完了しデジタルマーケティングのCRAFT(東京都江東区)などの業績貢献も反映した。第3四半期累計(23年1-9月)の営業利益は4.20億円(説明資料によると前年同期比260.7%増)。8月14日に続く上方修正とあって、投資家から好感されているようだ。

<6567> SERIOHD 850 +150
ストップ高。センコーグループホールディングス<9069>が株式公開買い付け(TOB)を実施すると13日に発表しており、引き続き買い材料視されている。TOB価格は第1回が625円、第2回が877円。TOB期間は第1回が14日から12月12日まで、第2回が12月21日から24年2月7日まで。SERIOホールディングス株は上場廃止になる予定。14日終値は700円にとどまっており、第2回TOB価格にサヤ寄せする動きになっている。

<5259> BBDI 633 +100
ストップ高。24年9月期の営業利益予想を4.01億円と発表している。営業利益率10%達成を目指し、セールステックなどに経営資源を絞って成長ドライバーを加速させ、人的資本を有効活用するとしている。年間配当予想は10.96円(前期は無配)。同時に発表した23年9月期の営業利益は0.22億円で着地した。事業の選択と集中で売上収益が下振れしたほか、一時的な開発コスト増加などで会社計画(2.13億-2.49億円)を下回った。

<9338> INFORICH 4540 +700
ストップ高。23年12月期の営業損益予想を従来の1.18億円の黒字から4.82億円の黒字(前期実績13.97億円の赤字)に上方修正している。モバイルバッテリーのレンタルが好調に推移しているほか、FC向けのバッテリースタンドやモバイルバッテリーの販売が増加したため。販管費が抑制傾向にあることも黒字拡大に寄与する見通し。第3四半期累計(23年1-9月)は2.59億円の黒字(前年同期実績12.50億円の赤字)で着地した。

<4073> ジィ・シィ企画 577 +80
ストップ高。24年6月期第1四半期(23年7-9月)の営業損益を0.49億円の黒字(前年同期実績0.91億円の赤字)と発表している。ペイメントインテグレーション事業が主要取引先からのリプレース大型案件受注で好調に推移したことに加え、ペイメントサービス事業も堅調に推移し、黒字転換に貢献した。通期予想は0.41億円の黒字で据え置いたが、第1四半期時点で既に上回っており、上方修正への期待が広がっているようだ。

<4493> サイバーセキュリ 2258 +148
大幅に5日ぶり反発。23年12月期の営業利益予想を従来の5.00億円から5.20億円(前期実績3.85億円)に上方修正している。米ドル建てで販売しているAWS WAF ManagedRulesの売上高が増加したため。各プロダクトの新規顧客獲得費用の最適化などで期初想定より費用を圧縮できたことも利益を押し上げる見通し。第3四半期累計(23年1-9月)の営業利益は4.68億円(説明資料によると前年同期比81.4%増)だった。

《ST》

 提供:フィスコ

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