サイジニア---1Qは減収も「CX改善サービス」は大きく伸長
サイジニア<6031>は13日、2024年6月期第1四半期(23年7月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比57.4%減の2.09億円、営業損失が0.98億円(前年同期は0.61億円の損失)、経常損失が1.0億円(同0.63億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失が0.91億円(同0.40億円の損失)となった。
連結子会社であるZETA社の提供する「CX改善サービス」は、前年同期比で大きく伸長した。しかし、当第1四半期連結累計期間の営業利益については、例年「CX改善サービス」の主力商品であるZETACXシリーズの費用が先行して発生し、第4四半期に売上高が集中することから、第1四半期連結累計期間は営業損失となる傾向にある。また、構造改革の一貫として連結子会社であるデクワス社が運営していたネット広告サービス事業を、2023年6月26日に開催の取締役会決議に基づき、2023年7月1日をもってジーニー社に譲渡した。この事業譲渡により、売上高が前年同期と比較して減少した。
2024年6月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比26.1%減の18.00億円、営業利益が同23.4%増の4.70億円、経常利益が同20.8%増の4.55億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同3.6%増の2.70億円とする期初計画を据え置いている。
また、同日、2023年12月31日(実質的には2023年12月29日)を基準日として、同日最終の株主名簿に記載又は記録された株主の保有する普通株式を、1株につき2株の割合をもって分割することを発表した。
《NS》
提供:フィスコ