富士ソフト---上場子会社4社を完全子会社化

富士ソフト<9749>は9日、上場子会社4社の完全子会社化を目的とした公開買付けを実施することを発表。

同社は、それぞれ独立した取引として、サイバネットシステム<4312>を154億円、ヴィンクス<3784>を148億円、サイバーコム<3852>を74億円、富士ソフトサービスビューロ<6188>を34億円で、買付けを実施する。

これまで4社は、それぞれが独自でマーケットに対し、各強みを研鑽/発揮してきた。今後は発展する技術をグループ内に消化していく組織力と顧客の変化に対応できるグループ対応力の強化を実現可能にするグループ全体でのダイナミックな運営が必要となってきている。

4社の強みである、組込系/制御系ソフトウェア事業、業務系ソフトウェア事業、プロダクト・サービス事業、アウトソーシング事業の強化と、融合分野/新分野の創出に加えて、知財・研究結果の共有、営業効率の向上等で顧客への提供価値向上を目指す。同社の将来ビジョンの中でも重要なパートを担っており、将来構想においても欠かせない分野を担っている。

同社は同4社の子会社化により、将来ビジョンの実現を加速し、グループ価値の最大化を目指す。

《SI》

　提供：フィスコ