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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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2903 シノブフーズ

東証S
932円
前日比
+6
+0.65%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
6.6 0.73 2.68
時価総額 121億円
比較される銘柄
わらべ日洋, 
カネ美食品, 
STIFHD

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利益成長【青天井】銘柄リスト〔第2弾〕 28社選出 <成長株特集>

 本特集では、5日に配信した「利益成長【青天井】銘柄リスト〔第1弾〕29社選出」に続き、“青天井”銘柄リストの第2弾をお届けします。今回は「第1弾」配信後の11月2日から9日の期間に発表された決算の中から、7-9月期に四半期ベースの過去最高益を更新し、かつ今期も最高益を見込む、いわゆる利益成長が“青天井”状況になっている銘柄にスポットライトを当てた。

 下表では、時価総額100億円以上の銘柄を対象に、本決算月にかかわらず、23年7-9月期に経常利益が全四半期ベースの過去最高益を5%超上振れて更新した銘柄をピックアップ。さらに、会社側が今期(通期計画)も最高益見通しを示している28社を選び出し、7-9月期実績の過去最高益に対する上振れ率が大きい順に記した。

 上振れ率トップとなったのは、アルメディオ <7859> [東証S]。23年7-9月期(第2四半期)は中国で太陽光発電パネル製造用の拡散炉用ヒーターモジュールの販売が大きく伸び、経常利益は8.6億円(前年同期比3.5倍)に急拡大して着地。実に75四半期ぶりに四半期ベースの最高益更新を果たした。業績好調に伴い、24年3月期通期の同利益予想を従来の6億円→26億円に大幅上方修正し、19期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。併せて、中期経営計画を上方修正したことも評価され、株価は9日に約17年半ぶりの高値885円まで上値を伸ばす場面があった。

 2位のフレクト <4414> [東証G]はセールスフォースを中心とするクラウドサービスを活用したDX(デジタルトランスフォーメーション)支援ビジネスを展開するマルチクラウド・インテグレーター。7-9月期(第2四半期)は企業の旺盛なデジタル投資ニーズを背景に、新規顧客の獲得と既存顧客の取引拡大が進んだ。また、前期に発生した不採算プロジェクトの収束によって採算も改善し、経常利益は2億円と前年同期比2.8倍に膨らんだ。

 続く3位に入った大戸屋ホールディングス <2705> [東証S]の7-9月期(第2四半期)は新型コロナウイルス感染症の5類移行による外食需要の回復を追い風に、国内既存店売上高の2ケタ増収が続いた。7月にグランドメニューを改定したほか、テレビCM放映の実施なども奏功した。24年3月期通期の経常利益は前期比3.9倍の13.9億円と10期ぶりの最高益更新を見込むが、上期時点の対通期進捗率は55.4%と順調な推移をみせている。

 4位にリスト入りしたニッピ <7932> [東証S]の7-9月期(第2四半期)は、インバウンド需要の回復を背景に健康食品用ペプタイドやカプセル用ゼラチンなどの販売が好調だった。また、原材料やエネルギー価格の上昇分を販売価格へ転嫁したことに加え、好調な生産に伴う製造コストの低減なども大幅増益につながった。好調な業績を踏まえ、減益予想だった24年3月期通期の経常利益を一転して7期ぶり最高益見通しに大幅上方修正している。

           ┌─ 四半期 経常利益 ─┐ ┌── 通期 経常利益 ──┐ 予想
コード 銘柄名     上振れ率 7-9月期 過去最高 上振れ率 今期予想 過去最高  PER
<7859> アルメディオ    135   866   368    139   2608   1090 10.9
<4414> フレクト      78.3   205   115    115   547   255 34.1
<2705> 大戸屋HD     43.8   466   324   77.9   1391   782 33.9
<7932> ニッピ       30.8  1086   830   37.9   3000   2176  7.2
<7261> マツダ       28.7 115313  89629   13.6  254000  223563  6.2
<7096> ステムセル研    27.3   126   99   18.1   451   382 70.0
<3687> Fスターズ     24.2   719   579   10.8   2300   2076 23.9
<8425> みずほリース    24.1  15739  12679   12.2  45000  40110  8.1
<9706> 日本空港ビル    22.1  7467  6114   11.9  22800  20379 40.4
<4231> タイガポリ     22.1  1427  1169   21.4   3700   3047  7.2

<2801> キッコマン     21.3  22048  18181   12.8  68600  60797 36.5 *
<2932> STIFHD    18.8   689   580   31.8   2300   1745 16.3
<7105> ロジスネクス    18.7  11431  9629    163  36000  13714  6.0
<5013> ユシロ       17.8  1348  1144   13.5   3680   3243  9.1
<8715> アニコムHD    16.6  1400  1201    8.5   4000   3685 18.5
<4053> サンアスタ     15.5   706   611   26.6   1993   1574 29.2
<3984> ユーザーロカ    15.4   412   357   14.7   1556   1357 25.6
<6908> イリソ電子     12.6  2499  2220    4.2   8200   7872 14.8
<6498> キッツ       12.3  4291  3821   10.4  13300  12045 10.2
<1717> 明豊ファシリ    12.2   432   385    1.0   970   960 12.8

<2903> シノブフズ     9.9   710   646   20.8   2300   1904  7.9
<6200> インソース     9.6  1133  1034   16.5   4585   3937 28.1
<7071> アンビスHD    9.4  2404  2197   20.7  10309   8541 40.9
<8113> ユニチャーム    8.6  40053  36895   12.7  137500  121977 35.7 *
<2820> やまみ       7.8   413   383   13.3   1202   1061 23.1
<8424> 芙蓉リース     6.9  19358  18110    7.2  64000  59699  8.5
<4901> 富士フイルム    6.4  82777  77784    4.5  295000  282224 15.2 *
<2987> タスキ       5.5   610   578   25.7   2800   2228 10.0

※ 2022年9月以降に上場した企業と今期見通しを開示していない企業は除いた。四半期の過去最高益は原則、四半期決算の開示が本格化した2003年4-6月期以降の業績に基づいたものです。
※過去最高益は同一会計基準内が対象。「*」は国際会計基準または米国会計基準を採用する銘柄。

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