システムズ・デザイン---2Q増収、システム開発事業・アウトソーシング事業ともに売上高増
システムズ・デザイン<3766>は8日、2024年3月期第2四半期(23年4月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比0.3%増の45.82億円、営業利益が同14.7%減の2.25億円、経常利益が同3.3%減の2.60億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同5.2%減の1.53億円となった。
システム開発事業の売上高は前年同期比0.2%増の25.44億円、営業利益は同0.2%減の1.76億円となった。前期業績を牽引した主要顧客のシステムリプレースに伴う周辺案件の獲得の他、ローコード開発ツールを活用した開発業務や子会社の業績も堅調であったため、売上、利益共に好調であった前年同期とほぼ同水準で推移した。
アウトソーシング事業の売上高は同0.4%増の20.37億円、営業利益は同43.9%減の0.49億円となった。子会社も含め、前期、営業利益を大きく押し上げた新型コロナウイルス関連の特需が収束したこともあり、売上はほぼ同水準を維持したものの、利益は減少する結果となった。
2024年3月期通期の連結業績予想については、売上高は前期比0.1%増の94.21億円、営業利益は同33.6%減の3.90億円、経常利益は同34.2%減の3.98億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同39.1%減の2.31億円とする期初計画を据え置いている。
《SI》
提供:フィスコ