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東京株式(大引け)=436円安、前日まで急騰の反動で利益確定売り誘発

 7日の東京株式市場は終始売り優勢の地合いとなった。ここ日経平均が先物主導で急速に水準を切り上げてきたことで、足もとその反動が表面化した。

 大引けの日経平均株価は前営業日比436円66銭安の3万2271円82銭と5日ぶり大幅反落。プライム市場の売買高概算は15億9280万株、売買代金概算は3兆9299億円。値上がり銘柄数は380、対して値下がり銘柄数は1241、変わらずは38銘柄だった。

 きょうの東京市場は売り先行で始まった後、日経平均は下値模索の動きを一段と強めた。前日の米国株市場ではNYダウなど主要株価指数が続伸歩調を維持したが、いずれも上げ幅は小さく上値が重かった。米長期金利も再び上昇に転じており、東京市場ではリスク回避ムードがにわかに高まった。日経平均は前日までの4営業日合計で2000円あまりの上昇を示していたことで目先筋の利食いを誘発しやすかった面もある。特に前場後半以降は一貫して水準を切り下げる展開となり、ほぼ安値引けに近い形となった。取引時間中は軟調なアジア株や米株価指数先物を横目に押し目に買い向かう動きもまばらだった。個別では決算発表絡みで明暗を分けたが、大型株で株価を急落させるものが相次ぎ地合いの悪さを助長した。値下がり銘柄数は全体の75%を占めている。

 個別では、三菱重工業<7011>が商いを膨らませながらも大きく利食われた。キーエンス<6861>も安い。川崎汽船<9107>が下値模索となり、東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>なども軟調。オリエンタルランド<4661>が下落、味の素<2802>は10%超の急落で値下がり率トップに。セントラル硝子<4044>、清水建設<1803>が大幅安となったほか、力の源ホールディングス<3561>も大きく下値を探る展開に。NTTデータグループ<9613>の下げも目立った。

 半面、売買代金断トツのレーザーテック<6920>が逆行高、ソニーグループ<6758>、ディスコ<6146>も頑強な値動き。伊藤忠商事<8001>が買われ、日本製鉄<5401>もしっかり。ティラド<7236>は1本値でストップ高に買われ値上がり率トップ。メイコー<6787>も大幅高となった。あすか製薬ホールディングス<4886>、アイロムグループ<2372>が値を飛ばし、ウェルビー<6556>、トピー工業<7231>、ノリタケカンパニーリミテド<5331>も大幅高。

出所:MINKABU PRESS

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