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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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3773 アドバンスト・メディア

東証G
1,104円
前日比
-15
-1.34%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
15.0 1.51 36.99
時価総額 203億円
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<動意株・7日>(大引け)=トピー、AMI、松屋フーズなど(その1)

 トピー工業<7231>=後場急伸。7日午後1時半に24年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算を発表。これにあわせて通期の業績と年間配当予想を上方修正しており、好感されたようだ。今期の売上高予想は3420億円から3430億円(前期比2.5%増)、最終利益予想は65億円から75億円(同18.6%増)に引き上げたほか、年間配当予想を20円増額して108円(同20円増配)に見直した。9月中間期の売上高は前年同期比6.3%増の1659億3800万円、最終利益は同62.3%増の33億8100万円と計画を上振れて着地した。販売価格の適正化が進んだほか、修繕費などのコストが想定を下回った。上期の実績や直近の事業動向を業績予想に反映した。

 アドバンスト・メディア<3773>=後場に入り一時ストップ高。同社はきょう正午ごろ、24年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比72.6%増の6億6300万円となり、通期計画12億円に対する進捗率は55%超に達した。売上高は同24.8%増の28億8700万円で着地。各企業における業務効率化に伴うデジタルトランスフォーメーション(DX)推進ニーズに対し、人工知能(AI)音声認識「AmiVoice」の各種製品が伸長した。なお、通期業績予想については従来計画を据え置いている。

 松屋フーズホールディングス<9887>=異彩の10連騰。2020年2月以来、およそ3年9カ月ぶりの高値圏で推移する。6日の取引終了後、24年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を上方修正した。最終利益の見通しを4億円から22億円(前期比75.3%増)に引き上げた。減益予想から一転、増益を計画する形となったことを好感した買いが入り、株価水準を一段と切り上げた。売上高の見通しは1136億円から1234億円(同15.8%増)に見直した。既存店売上高が増加したほか、売上高に占める固定費の割合も低下し、利益も計画を上回る見込みとなった。上期(4~9月)の売上高は前年同期比15.5%増の590億3100万円、最終利益は同39.3%増の13億2700万円だった。グループで運営する店舗などで約5億円の減損損失を計上しながらも、業績は計画を上振れして着地した。

 武蔵精密工業<7220>=急伸。一時10%超の上昇で4日続伸となり1729円まで駆け上がる場面があった。ホンダ系の自動車部品メーカーでトランスミッションギアやシャフトなどを手掛けている。自動車生産回復の追い風を受けるなか、国内や米国で好採算商品が好調で収益押し上げに反映されている。6日取引終了後、24年3月期業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の110億円から140億円に30億円上乗せし、前期比で82%の大幅増益となる見通し。今上期(23年4~9月)業績が事前のコンセンサスを大きく上回ったことで通期見通しも増額したが、市場では一段の上方修正余地が意識されているもよう。目先筋の利益確定売りを吸収する形で継続的な実需買いが観測される。

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