日経平均は599円高、寄り後は堅調
日経平均は599円高(9時5分現在)。今日の東京株式市場は買いが先行した。東京市場が3連休中の2日と3日の米株式市場で主要指数が続伸したことが東京市場の株価を支えた。中でも2日間合計でハイテク株比率が高いナスダック総合指数が3.19%上昇、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が4.97%上昇と、ダウ平均(2日間合計で2.36%上昇)より上昇率が大きく、東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価支援要因となった。また、発表が続く国内3月決算企業の中間期決算への期待感が株価を支える要因となった。一方、外為市場で1ドル=149円40銭台と、2日15時頃と比べ1円ほど円高・ドル安に振れたことが東京市場で輸出株などの買い手控え要因となった。また、日経平均は3連休前の2日までの3日続伸で1200円を超す上げとなっていることから、短期的な利益確定売りも出やすかったが、寄付き段階では買いが優勢だった。寄り後、日経平均は堅調に推移している。
《SK》
提供:フィスコ