貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
日経平均株価の構成銘柄。同指数に連動するETFなどファンドの売買から影響を受ける側面がある
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9201 日本航空

東証P
2,485.0円
前日比
-22.5
-0.90%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
10.8 1.18 3.22 25.98
時価総額 1863億円
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本日の注目個別銘柄:中国電力、三菱電、村田製など


<9504> 中国電力 1051.5 +110.2
急伸。前日に上半期決算を発表、経常利益は1619億円で前年同期685億円の赤字から大幅黒字に転換。通期予想は従来の1000億円から1500億円に上方修正した。前期実績は1068億円の赤字だった。第1四半期決算発表時に続く上方修正。年間配当金も従来計画の10円から30円にまで引き上げた。卸電力市場価格の下落、燃調期ずれ影響の拡大などが上振れ要因。一段の業績・配当計画引き上げも想定される状況に。

<6080> M&Aキャピ 2220 -500
ストップ安比例配分。前日に23年9月期の決算を発表、営業利益は74.5億円で前年同期比23.3%減となり、従来予想の90.3億円を大きく下振れる着地に。24年9月期は81億円で同8.8%増を見込むものの、23年9月期の従来予想を下回る水準であり、高い成長期待などが後退する状況になっているとみられる。成約件数の減少、中期的な戦略投資の拡大などが前期の減益要因に。

<9201> JAL 2688 -76
大幅反落。前日に第2四半期決算を発表、7-9月期営業利益は599億円で前年同期比2.1倍、旅客需要の回復に加え、国際線単価の上昇、LCC事業の損益改善などが要因。通期では従来の1000億円から1300億円倍に上方修正し、年間配当金も従来計画の40円から60円に引き上げた。ただ、上方修正値は市場コンセンサスの1350億円程度にまでは届いておらず、増配も想定の範囲内。目先の出尽くし感が先行した。

<6503> 三菱電 1921 +243.5
急伸。前日に第2四半期決算を発表、7-9月期営業利益は748億円で前年同期比60.8%増となり、市場予想を30億円強上回ったとみられる。通期計画は3300億円、前期比25.8%増を据え置き。FAシステムなどは低調であるものの、自動車機器などは足元で収益が改善。円安効果なども下支えとなっているようだ。ここまで株価の調整ピッチが速まっていたこともあり、底堅い決算確認で見直しの動きが進む状況に。

<6526> ソシオネクスト 13480 -940
大幅続落。前日に第2四半期決算を発表、7-9月期営業利益は85.7億円で前年同期比76.2%増となり、市場予想線上で着地した。一方、通期予想は従来の225億円から290億円に上方修正したが、第1四半期の進捗状況から上振れは想定線。市場コンセンサスは300億円超の水準であったとみられ、出尽くし感が先行したようだ。なお、為替前提など保守的な要素は強いとも受け止められる。

<2914> JT 3662 +141
大幅続伸。前日に第3四半期の決算を発表、7-9月期の為替一定ベースの調整後営業利益は2412億円で前年同期比8.2%増、各セグメントともに順調に収益が拡大している。通期予想は従来の7300億円から7640億円、前期比5.0%増に上方修正。全てのセグメントを上方修正しているもよう。配当計画は今回据え置かれているものの、順調な業績推移をポジティブに捉える動きが先行。

<6954> ファナック 3806 +153
前日比変わらずを挟んで大幅反発。前日に第2四半期決算を発表。7-9月期営業利益は339億円で前年同期比24.4%減、前四半期比では小幅な増益に。通期予想は1183億円から1219億円に上方修正した。直近で株価が一段安となるなど、業績の下振れ懸念が高まっていたとみられる中、見直しの動きが優勢となったようだ。なお、受注高は前四半期比で小幅に減少、ロボット事業が低迷しているもよう。

<6920> レーザーテック 27180 +1975
大幅反発。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は103億円で前年同期比20.8%増となり、ほぼ市場想定通りの着地となった。低採算案件の計上で利益率は低下したが、今後は低採算案件も一巡するもよう。SiC向けの強い需要が継続しており、下期に向けては需要の高まりが期待できるようだ。半導体関連の一角として決算リスクも意識されていたとみられ、サプライズ乏しい決算で買い安心感が優勢の展開に。

<6857> アドバンテス 3590 -225
大幅続落。前日に第2四半期決算を発表、7-9月期営業利益は210億円で前年同期比51.3%減となり、市場予想は20億円程度下振れた。通期予想は従来の1050億円から800億円にまで下方修正した。コンセンサスは会社計画並みの水準だった。販売回復の遅れが要因となっており、回復時期は来年度後半にずれ込む見通しとされている。来年度のコンセンサスもやや切り下がる状況とみられる。

<6981> 村田製 2747 +269.5
急伸。前日に第2四半期決算を発表、7-9月期営業利益は888億円で前年同期比19.1%減となったが、前四半期比では77.2%増となり、700億円強の市場コンセンサスも大幅に上振れた。通期計画は従来予想の2200億円から2700億円に引き上げ、2550億円程度の市場予想を上回るもよう。北米と中国メーカーのスマホ生産が回復し、在庫も適正水準に引き下げられている。
《ST》

 提供:フィスコ

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