ヒガシトゥエンティワン---2Qも2ケタ増収増益、通期連結業績予想の上方修正に加えて期末配当金の増配を発表
ヒガシトゥエンティワン<9029>は27日、2024年3月期第2四半期(23年4月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比19.8%増の195.30億円、営業利益が同26.5%増の11.31億円、経常利益が同25.1%増の12.06億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同21.2%増の7.42億円となった。
第2四半期(累計)会計期間は、2023年4月に開設した大手e-コマース向け大型3PLセンター(北大阪LC、流山LC、流山2LC、鳴尾浜LC)における当初の想定を上回る物流量の増加や、首都圏におけるオフィス移転業務の拡大、大手コンビニ向けデジタルサイネージ(広告用ディスプレー)のキッティング業務の大口受注、その他既存顧客からの受注回復などで、売上、利益共に想定を大きく上回り、大幅な増収増益となった。
2024年3月期通期については、同日、連結業績予想の上方修正を発表した。売上高が前期比14.9%増(前回予想比11.1%増)の400.00億円、営業利益が同15.3%増(同10.0%増)の22.00億円、経常利益が同13.5%増(同9.5%増)の23.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同13.9%増(同9.5%増)の14.45億円としている。下半期は、大型3PLセンターの安定稼働に向けた人材投資、その他の事業領域での更なる成長を支えるための車両投資や、生産性を高めるためのマテハン投資等の支出が予定されているものの、通期でも売上高、利益共に予算を超過する見込みとなったので、業績予想を修正することとした。
また、2024年3月期の期末配当金について、同社グループ業績が前回予想を超過する見込みであることから、前回予想から1株当たり2.00円増配の34.00円とすることを発表した。
《SO》
提供:フィスコ