ニデックの9月中間期は計画上振れの最終22%増益、円安やコスト改善寄与
ニデック<6594>が23日の取引終了後に発表した24年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算は、売上高が前年同期比2.6%増の1兆1606億6200万円、最終利益が同22.4%増の1060億8100万円となった。これまで示していた計画を上回って着地した。
上期(4~9月)は、車載製品部門や家電・商業・産業用製品部門で増収増益となった一方、精密小型モーター製品部門や機器装置製品部門は減収減益となった。円安による為替差益約260億円の計上や、コスト改善効果も利益を押し上げる要因となった。
直近3カ月間となる7~9月期は、前四半期(4~6月)に対し、精密小型モーター製品がハードディスクドライブ用の販売増加などを背景に増収増益となった。一方、車載製品が開発投資の強化により増収減益となったほか、家電・商業・産業用製品も家電需要の調整継続などを背景に、同じく増収減益となった。通期の業績予想は据え置いた。
出所:MINKABU PRESS
上期(4~9月)は、車載製品部門や家電・商業・産業用製品部門で増収増益となった一方、精密小型モーター製品部門や機器装置製品部門は減収減益となった。円安による為替差益約260億円の計上や、コスト改善効果も利益を押し上げる要因となった。
直近3カ月間となる7~9月期は、前四半期(4~6月)に対し、精密小型モーター製品がハードディスクドライブ用の販売増加などを背景に増収増益となった。一方、車載製品が開発投資の強化により増収減益となったほか、家電・商業・産業用製品も家電需要の調整継続などを背景に、同じく増収減益となった。通期の業績予想は据え置いた。
出所:MINKABU PRESS