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2296 伊藤米久HD

東証P
3,770円
前日比
-5
-0.13%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
14.3 0.75 3.85 6.48
時価総額 2,167億円
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<動意株・20日>(大引け)=伊藤米久HD、ベースフード、三和HDなど

 伊藤ハム米久ホールディングス<2296>=後場上げ幅拡大。正午ごろ、集計中の第2四半期累計(4~9月)連結業績について、売上高が従来予想の4550億円から4650億円(前年同期比3.8%増)へ、営業利益が92億円から105億円(同30.6%減)へ、純利益が65億円から75億円(同31.2%減)へ上振れて着地したようだと発表したことが好感されている。加工食品の販売数量が想定を上回って推移したことなどが要因としている。

 ベースフード<2936>=後場切り返す。同社は19日、初となる国外向け公式ECサイトを香港にオープンし、1食に必要な33種類の栄養素がすべてとれる完全栄養の主食「BASE FOOD」の定期販売事業を開始したと発表。これが改めて材料視されているようだ。「BASE FOOD」は、新型コロナウイルスの影響で一時休止していた香港展開を22年5月から再開。香港最大級のECショッピングモール「HKTV Mall」で販売しており、販売再開から約1年半で累計販売数は20万袋を突破している。今回、同社としては初となる国外向け公式ECサイトを香港でオープンさせたことで、同地域でも公式サイトからの直購入及び継続コース利用による定期購入が可能になったという。

 三和ホールディングス<5929>=大幅反発。19日の取引終了後、集計中の第2四半期累計(4~9月)連結業績について、売上高が従来予想の2740億円から2850億円(前年同期比6.3%増)へ、営業利益が185億円から275億円(同27.9%増)へ、純利益が125億円から220億円(同63.1%増)へ上振れ、減益予想から一転して増益で着地したようだと発表したことが好感されている。米州事業で想定以上に売価維持ができたことに加えて、国内事業が堅調に推移したことが要因としている。

 東京機械製作所<6335>=ストップ高。19日の取引終了後、ニシオホールディングス<9699>傘下の西尾レントオールと提携し、「自律走行清掃ロボット」の共同開発を進めていると発表。これを材料視した買いが集まっている。開発中のロボットは、建築現場に多く散在するコンクリート片やネジ、粉塵、釘、木片などを清掃するという。2024年9月開催予定の「国際物流総合展2024」で公開し、25年の大阪・関西万博への投入を目指すとしている。

 プライム・ストラテジー<5250>=ストップ高。同社は19日取引終了後、自社が開発・提供する超高速CMS実行環境「KUSANAGI」の累計稼働台数が8万台を超えたと発表しており、これが株価を刺激しているようだ。累計稼働台数の伸びは増加傾向にあり、今年2月の7万台達成から約8カ月で8万台に到達。同社は今後、グローバルなCMS高速化ソリューションのデファクトスタンダードを目指し、研究開発を推進するとしている。

 西松屋チェーン<7545>=上昇急加速で5連騰。一気に年初来高値を更新した。ベビー・子ども用アパレルの専門店だが、低価格路線で消費者ニーズを捉え、長きにわたって売り上げ拡大基調を堅持、24年3月期は営業利益も前期比24%増と大幅な伸びを見込んでいる。そうしたなか、19日付の大量保有報告書で旧村上ファンド系の投資会社であるエフィッシモ キャピタル マネージメントが同社の5%超の大株主に浮上(保有株比率は5.63%)したことが判明、株価を刺激する格好となっている。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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